お化けジャンプを見たことありますか?
ピョンチャンオリンピックが終わりました。
始まる前はあまり関心がなかったのですが、数々の感動を残してくれました。
「そだね―」という懐かしい言葉も思い出しました。
ジャンプの競技には科学技術の進歩を実感しました。
北海道に住んでいたころ1~3月の週末には毎週のようにテレビ局の冠をつけたジャンプ大会がテレビで放映されていました。勿論NHK杯もあったと思います。土曜日に70m級、日曜日に90m級(当時はそう呼んでいました)が開催され夕方からよく見ていました。
さすがにその頃でも両手を前に出して飛ぶ〝お化けジャンプ”の人は昔の映像でみるだけでしたが、今と違いスキーは揃えて飛んでいました。
日本が金銀銅を独占した1972年の札幌オリンピックのときもスキーを揃えていたと思います。もちろん女子の大会はありませんでした。
それが、スキーの先を開く〝V字ジャンプ”に変わったのはアッという間でした。
今回初めて知ったのですが、飛ぶゲートの位置も選べるのですね。低いゲートから飛ぶと点数がプラスされるのも知りませんでした。また風の強さや方向も得点に加味されるのですが、科学の力ですね。
でも、よ飛距離と着地のときのテレマークで順位が決まっていた時の醍醐味が薄れた気がします。