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全国学力テストをパソコンで・・・

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文科省は、小学6年生と中学3年生の全員を対象に毎年行っている「全国学力・学習状況調査」(全国学力テスト)を、2023年度をめどに解答の方式を現行の紙に筆記方式からパソコン入力方式へ移行すると発表しました。

 

政府は小中学生全学年に「一人一台パソコン整備」方針を昨年末閣議決定しています。政府の旗振りで文科省は2023年度までに「一人一台」を目指しています。

 

政府の方針では、パソコン購入に対する補助額は一人当たり4万5千円で、学校内の通信環境の整備は半額補助、パソコンの保守管理は市町村が負担で、全額国費でまかなうわけではありません。

 

萩生田文科相は「先生方の負担の軽減になる」、文科省の担当者は「パソコンを使えばテスト用紙の配布や回収の手間が省ける」を語っています。

 

教育の専門家は「新しい仕組みを現場に持ち込めば新たな仕事が増えるだけ、そうでなくとも各学校は人手がたりない。現場が何を求めているか耳を傾けてほしい」と説いています。

 

自分のパソコンの故障を機に考えてしまいました。本当に先生の手間が省けるのだろうかと。また、小学生の低学年に一斉に使わすことができるのだろうかと。

 

間違いなくいえることはPCメーカが潤うことです。