季節の変わり目の”天気痛”
雨の日は頭痛がひどい、対数の前は体がだるく動けない・・・など、天気の変化で頭痛や体調不良に悩まされる人が増えています。
低気圧のときには体がだるく何もする気が起こらないとい生徒の話を聞くことがあります。
単なるなまけ病ではないかと思ったりもしたのですが、2020年に行った天気痛調査(ウェザーニューズ)では、全国16,482人の回答者のうち約6割が「天気痛の症状がある」と回答しました。
男女比ですが、「天気痛を持っている」+「持っている気がする」の割合です。
女性 78%
男性 47%
医療現場では、気象痛とも呼ばれていますが、代表的な症状です。
・片頭痛⇒前頭部やこめかみがズキズキ痛む
・耳の症状⇒天気が悪くなる前に、耳の奥がツーンとしたり、ボワーとしたりする
・古傷、神経痛などの慢性病
・うつ、不安感などの心の不調
天気痛がおこるメカニズムです。
●気圧が変化する(高気圧→低気圧)
⇒気圧センサーの「内耳」が反応
⇒自律神経のバランスが崩れる
天気痛は低気圧が定期的に通過する春や秋、梅雨、台風シーズンになるので、この時期は睡眠をしっかりとって無理をしないで自律神経を乱さないように心がけることが必要とのことです。