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月別アーカイブ: 2018年1月

模試と解説の1日です

今日は午前中から中学3年生の模試とその解説です。

 

50分で解いて、その後30分~40分で解説します。

 

午前中2教科、午後から3教科行いますので終了は18時過ぎになります。

大学入試改革と時期学習指導要領セミナー

午前中は横浜西口で行われました出版社の展示会と「大学入試改革と時期学習指導要領」セミナーに参加してきました。

 

中身の濃いセミナ―でした。情報が多く・多岐にわたっているので少し整理をしなければいけませんが、小学英語と中学英語の役割や新指導要領で大学受験する1期生のである現小学5年生が如何に大変かということがわかりました。

 

来週も出版社の展示会・セミナーがありますので、そちらも含めた情報を発信していきます。

中学校の制服の値段

中学校の制服の値段ですが、平成26年度の調査結果によると、公立中学校1年生の保護者が出した制服代の平均額は4万3690円です。

 

上着、ズボン、シャツ(長袖・半袖)数枚、ジャージ・運動着などを合わせた金額なのでこのぐらいはするのでしょうか。

 

過去20年間額はほとんど変わっていないそうですが、中2、中3で制服代を支出しなかった保護者が増えて平成26年度では6割強(平成8年度では4割前後)になっています。

 

同じ公立中学校でも、家計のことを考えて「値切る」学校もあれば、そうでない学校もあるそうです。ぜひ、値切ってもらいたいものですね。

中学校の部活動の在り方

中学校の部活動の在り方についてスポーツ庁の検討会議が16日ガイドラインの骨子案を示しました。国が部活動運営のガイドラインを作るのは初めてとあります。

 

ガイドラインの骨子案のポイントです。
①休養日⇒少なくとも平日1日、週末1日以上の計2日以上
②活動時間⇒平日2時間、週末3時間に抑える
③教育員会や学校法人⇒「運動部活動の方針」をつくり、休養

 日や活動時間を設定し、公表する
④多くの生徒の運動機会をつくる⇒競技志向だけでない多様

 な運動部(例えば、季節ごとに違う種目に取り組む等)の設

 置

 

その他、
・効率的な練習のために科学的指導法を積極的に取り入れる
・短時間で効果的な練習をするため、科学的な根拠に基づく

  トレーニングの積極採用も促す
・学校単位から地域規模の活動への移行も想定すべき

   複数の学校での活動

   地域スポーツ団体との連携

 

座長代理でソウル五輪女子柔道銅メダリストの山口香さんは「『やればやるだけ効果がある』という考えから脱却する必要がある。スポーツ界全体へのメッセージにもなる」と話した。とあります。

 

ガイドラインは本年度中にまとめます。高校は対象外だが、準用を求めるそうです。

 

学校がどのくらい部活動に係るのかが重要だと思うので、ぜひ学校ごとでも休養日や活動時間を策定して、管理してもらいたいですね。

 

 

16:30まで教室を閉めます

これから、2ヵ月に1度の眼科の検診のため教室を閉めます。

 

16:30には開けますので、何かありましたらそれ以後にお願いいたします。

 

よろしくお願いいたします。

広辞苑 第7版出版

家にある広辞苑を久々に開いてみました。

奥付を見ると第2版補訂版 昭和51年12月1日 第1版です。初版は昭和30年5月25日をとあります。

 

もういつどこでどのように購入したか全く覚えていませんが、引っ越しのときも捨てないで持ち運んでいました。とはいっても電子辞書を使い始めた17~8年前からはほとんど開くことがなくなりました。

 

10年ぶりに発行された最新第7版は1万項目新収で、140ページ増えますが厚さは8cmと変わりません。機械的にこれ以上厚くは出来ないようです。

 

岩波書店の編集者(三浦しおんさんの小説「舟を編む」のモデルになった人のようです)がインタビューで古く使われなくなった言葉の解釈を変えることはあっても削除はしませんと答えていました。

 

その言葉が使われていた時に書かれた小説などを読むときに辞書にその言葉がないと不便だからとのことでした。

 

漠然と、消えていく言葉は削除されていくのだろうと思っていたのですが、確かに昔の言葉がなくなると昔の本が読めなくなりますよね。

 

言葉は生きものといいますが、使われなくなった言葉が復活するということは、昔の文化が再認識されるということだと思うので、大いに復活してもらいたいものです。

 

 

 

 

中3生模試と振替授業

本日は中3生最後の公開模擬試験です。
午前中は学校のスキースクールへの参加のため出来なかった振替授業を行います。

大学入試センター試験

今日から大学入試センター試験です。

 

首都圏は気温が低いですが穏やかないい天気です。
日本海側で今日も明日も雪のようです。

 

センター試験も今年を含めあと3回です。現高校1年生までで修了します。

 

最高の環境でとはいかなくても、心穏やかに受験できることを願っています。

“下線引き”に効果があるのか?

授業では、よく「大事なところに線を引け」とか「ここはノートにとって」を生徒にいうのですが、はたしてそのことに効果があるのか?

 

そんな学習行動について研究して、1年前に『テキスト読本場面における下線ひき行動に関する研究』を出版したのは玉川大学の魚崎祐子准教授です。

 

「何のために線を引くのか、分かっていないといけない。引いても活用できなくては意味がない」
「受験勉強のためのように人名やキーワードだけ覚えて、本当の理解につながるか疑問」

 

授業中の板書やパワーポイントの情報も学習者が漫然と写し、見ているようでは効果は薄く、「自分で取捨選択してノートし、試行錯誤して情報を選べるようにならないといけない」

 

とあります。

 

漢字も単語のスペルも何回も書いて覚えるのは基本だったのですが、それらをを横に機械的に書いても効果が得られないということもいえるのでしょうか。

 

興味があったので、アマゾンで探してみましたが、ちょっと買えない値段でした。横浜市の図書館にもまだおいていません。
表紙や装丁をみると学術書の雰囲気なので、ぜひとも読みやすくして新書版でだしてもらいたいものですね。

『ソサエティ5.0』とは?

『第5社会』です。

 

林文科相が昨年11月に「ソサエティ5.0に向けた人材育成に係る大臣懇談会」を発足させました。

 

物と物をインターネットでつなぐ「IoT(インターネット・オブ・シングス)」の普及を念頭に置いた次の社会を見据えて教育政策を打ち出す見通しとあります。

 

この懇談会と並行して文科省内課長級職員による検討会議で詳細を詰めるとあります。

検討する課題として、
・高校と地域の協働による地方創生
・理科・数学嫌いの克服
・特に優れた才能をさらに伸ばす教育
・留学機会の充実
などが挙がっています。

 

上位層を伸ばすことも大事ですが、落ちこぼれをなくし、中間層が輝ける社会を目指してもらいたいのですが、どうもその方には視点はないようです。

 

ところで、『ソサエティ5.0』  とは、第5期科学技術基本計画で提唱されている概念で、インターネットが物と物をつなぐなどして、情報社会では埋められなかった課題が解消されるという、とあります。

 

「情報社会では埋められなかった課題」とは何でしょう。今ひとつピンときませんね。今後の議論で明らかになるのでしょうか。それにつれて第5社会の名まえも決まってくるのでしょうか。名前を考えてみるのもいいかもしれませんね。

 

では1〜4の社会とはなんでしょう。
狩猟社会
農耕社会
工業社会
情報社会