月別アーカイブ: 2018年2月
今日も朝から中3の教室内模試とその解説です。
昼食の時に生徒と恵方巻きの話になって、昨日の夜に閉店間際のスーパーに寄ったら、半額で売られているものとは別に大量の恵方巻きが捨てられようとしているところを見たという話をしたら、生徒は例年は注文するのだけれど、昨日は買ってきて食べたと話してくれました。
昨日の夕方ごろから恵方巻きの大量廃棄のニュースがネット上に流れていました。店頭に並ばないで捨てられるものもあるそうで、注文以上につくるようです。
29年の公立高校の国語の入試問題の評論文に内山節さんの「半市場経済」が取りあげられていたのを思い出しました。
経済が市場の論理だけで展開し、さまざまなものを壊してきた歴史への批判であり、今日の暴走する市場経済へのカウンター・カルチャーとして、自分たちの経済をつくりだそうとする「多様な経済=労働のかたちづくり」の動きが社会の奥で出てきている、という内容だったと思います。
需要があるのに品物がない状態(機会損失)を嫌って、その結果大量の廃棄物を発生させてしまう、この繰り返しには何とかならないのかと思います。
宿題をやってはくるのですが、やりっぱなしで〇付けをしてきません。
小学生ならいざ知らず、中学生にもいます。
自分が出した答えが正解かどうか気にならないのかとも思いますが、きっと前日あるいは直前にまとめて〝やったという形づくり″が優先されたのでしょう。
目的は何かを徹底させなければなりません。
昨晩はかなり降っていたので心配しましたが、雪がやんで本当によかったです。
入試時間を遅らせた大学もあるようですが、中学受験の場合は後の受験予定もある生徒が多くいるので、時間を遅らせることは難しく子どもたちに負担無く受験できる状況になってよかったです。
子どもたちには寒さに負けず全力を出し切ってほしいです。
朝刊に公立高校の倍率が発表になりました。
模試を運営している業者によりますと10校が事前予想の倍率を大きく超えていて予想の合格最低ラインが20~30点(学力検査)上がるのではないかということです。
近隣の高校でいいますと大和西高校が1.55倍でした。大和西高は隔年現象(高低の年が1年ごとに繰り返す)で今年は高い年と予想されてはいたのですが、例年の1.1~1.3倍を大きく上回りました。
志願変更の結果を見ないと最終の倍率が確定しませんが、予想外に高くなった高校が10校もあるということは偏りが見られるということでしょうか。