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国立大の英語新テストはマーク方式と民間検定の併用

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文部科学省はおよそ50万人が受験する今の大学入試センター試験に代わり、4年後の1月から新たに「大学入学共通テスト」を始めます。

 

国立大学協会の理事会は、2020年度(現中学3年生)から導入する「大学入試共通テスト」の英語について、23年度までマーク方式と英検など民間検定試験の両方を国立大学全82校の受験生に課す方針を決めました。

 

両方の試験を課す理由について、国立大学協会は「国立大学ごとに英語のテスト形式が異なると、受験生が出願先を変えることが難しく混乱を招くおそれがあるため」などとしています。

 

一方、全国の私立大が加盟する日本私立大学連盟や、公立大でつくる公立大学協会は「大学ごとの判断に任せる」としています。

 

2024年度からは民間検定試験に全面移行する予定で、大学入試センターは本年度中に、英検やTOEICなどから共通テストで利用できる民間検定試験を認定します。