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広辞苑 第7版出版

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家にある広辞苑を久々に開いてみました。

奥付を見ると第2版補訂版 昭和51年12月1日 第1版です。初版は昭和30年5月25日をとあります。

 

もういつどこでどのように購入したか全く覚えていませんが、引っ越しのときも捨てないで持ち運んでいました。とはいっても電子辞書を使い始めた17~8年前からはほとんど開くことがなくなりました。

 

10年ぶりに発行された最新第7版は1万項目新収で、140ページ増えますが厚さは8cmと変わりません。機械的にこれ以上厚くは出来ないようです。

 

岩波書店の編集者(三浦しおんさんの小説「舟を編む」のモデルになった人のようです)がインタビューで古く使われなくなった言葉の解釈を変えることはあっても削除はしませんと答えていました。

 

その言葉が使われていた時に書かれた小説などを読むときに辞書にその言葉がないと不便だからとのことでした。

 

漠然と、消えていく言葉は削除されていくのだろうと思っていたのですが、確かに昔の言葉がなくなると昔の本が読めなくなりますよね。

 

言葉は生きものといいますが、使われなくなった言葉が復活するということは、昔の文化が再認識されるということだと思うので、大いに復活してもらいたいものです。