ブログ

読書と学力

Share on Facebook
LINEで送る

「朝の読書」が始まって30年たちますが、その効果は科学的にも裏付けされるようになってきました。

 

・毎日読書をする子は、家でほとんど、あるいは全く勉強しなくても、学校の授業を受けてちゃんと寝てさえいれば平均点を軽く超えます。

 

・逆に、読書をしない子は家で勉強しても成績に十分に表れてきません。

 

勉強が「2時間以上」の場合、
・読書を「全くしない」子の平均偏差値は50.4/・・・・①
・読書を「10分~30分」の子は偏差値が53.6

勉強が「30分~2時間」の場合、
・読書を「10分~30分」の子は偏差値が51.36・・・・②

 

①と②を比較すると、勉強を2時間以上しても読書を全くしない子は、勉強が30分~2時間でも読書を10~30分する子の方より偏差値が低くでています。

 

また、1日の読書時間と平均偏差値だけをみると、読書が2時間以上の子は2時間以内の子より平均偏差値が低く出ています。読書時間で勉強時間や睡眠時間が削られていることがうかがわれます。

 

寝る時間を惜しんで読んでもダメで、睡眠時間をちゃんと確保することが前提ということです。