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子どもの権利条約

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すべての子どもに人権を保障する「子どもの権利条約」(児童の権利に関する条約)が国連で採択されてから今年で30年にあたります。

 

子どもの権利条約とはどんな条約でしょうか?
・子どもとは、0歳から18歳未満、成年になる年齢がそれより低い場合、その成年になる年齢未満のすべての人
・国家や文化、時代背景に関係なく、人類社会に生まれたすべての子どもに適用されるべき原則
・すべての子どもの人権を保障する法的拘束力をもった初めての国際条約
・54条からなる

 

4つの一般原則
・差別の禁止
・子どもの最善の利益・・・「その子供にとって最もよいこと」を第一に
・子どもの意見の尊重
・生命・生存・発達の権利

 

2019年3月現在、196の国と地域がこの条約を締約、米国は署名をしたが未批准です。

日本は1994年、158番めに批准しています。

 

1989年の採択された11月20日は「世界子どもの日」です。

 

日本では子どもへの虐待が大きな問題になっています。
この30年間で、児童がy九帯相談対応件数が1101件から13万3776年と120倍になっています。

 

国連は、しつけと称し日本は子どもへの体罰を容認している、と指摘してきました。
2019年に児童虐待防止法を改正して体罰の禁止の明記を進めています。

 

尊い犠牲者がでて初めて重い腰をあげる現状に暗澹たる思いです。