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ビジョントレーニング

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「ビジョントレーニング」とは目を動かす力を高めるトレーニングで、いま学校現場で広まっているそうです。

 

目の筋肉の動かし方が未発達だと、
・集中力が続かない
・読み書きや球技が苦手
・けがをしやすい
といった状態になる可能性がある上、本人や周囲が気が付かないケースがほとんどだと言います。

 

ビジョントレーニングは、1960年ごろ、米国で発達障害や学習に困難がある子ども向けに始まり、米国では訓練を行う専門職の国家資格があります。

 

日本では90年代に導入され、スポーツ界や教育現場で広がってきています。

 

福井県では、2015年に目に良い習慣の一つとして小中学校に取り入れ、各校の養護教諭を中心に進めています。

 

ビジョントレーニングは、
・素早く焦点を合わせる
・目と体の動きを強調させる
・形を認知する
など視力以外の見る目を高めるとあります。

 

例えば、線を目でしっかりと追えず形の認知力が弱いと、図形の読み取りや漢字の書きとりが苦手な傾向にある、また、目を動かす力を鍛えると、集中力や読み下記の正確さ、バランス感覚が上がる、言います。

 

作家の五木寛之氏は60歳になって動体視力が下がったので車の運転をやめた、と昔何かで読んだことがあります。

 

動体視力が下がったのは、駅で動いている列車の文字が読めなくなったことで判断したと記憶しています。

 

最近は目も体も自然に動かせる外遊びが減っているので、視力検査の時に動体視力検査なども取り入れる必要があるかもしれません。