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小中学校授業時間数、学校裁量で配分

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文科省は、小中学校の各教科の授業時間数を学校の裁量で変更できる新制度を来年度から導入することを決めました。

学習指導要領が定める教科ごとの標準授業時間数を最大1割減らし、別の教科に上乗せできるようになります。

狙いは、カリキュラム編成を弾力化することで、教科の枠を超えた探求学習を推進することです。

8月から希望する小中学校の申請を受け、「授業時数特例校」の認定します。

 

小学6年生の年間総授業時間数は1015コマで内訳は、
・国語、算数 175コマ
・理科、社会 105コマ
です。

 

新制度の内容です。
・指導要領で定められた学習内容の削減はしない
・年間の総時間数は確保する
・年35コマ以下の教科(総合、道徳、外国語活動等)は対象外
・受験を目的とした上乗せは認めない
・学校独自の新教科を設ける場合は「教育課程特例校」への申請が必要

 

小学校ではいろいろ考えられそうですが、受験をひかえる中学校ではどうでしょうか。でも各学校で独自の特色が出せて魅力的な学校になるといいですね。