世界初の月面探査レース
朝日中高生新聞のトップ記事は世界初の月面探査レースに参加する“銀色に輝く月面探査車「ソラト」”についてです。
月面探査レースは米グーグルの主催で、今年中にロケットを打ち上げ、月面で探査車を500㍍以上移動させ、高解像度の動画と静止画を最初に地球に送信したチームに賞金約22億円が贈られます。
参加チームですが、今年の1月16チームから日本、米国、イスラエル、インド、国際チームの5チームに絞られました。
日本チーム“ハクト”が制作したローバー「ソラト」は7月まで最終試験を行い、8月にインドに運ばれ12月28日に打ち上げ予定のインドチームのロケットに相乗りします。
このレースのねらいですが、
① 技術開発を進める・・・月に継続的にいくことが出来れば新しい産業が生まれる。
② 月の資源を利用する・・・月にある6億トンの水を電気分解して水素と酸素をとりだし利用する。
とあります。
米国のアポロ11号が人類初の月面着陸を行ったのは1969年です。よく覚えています。アームストロング船長の「人間の小さな一歩だが、人類にとって大いなる飛躍だ」も記憶にあります。
当時はすぐにでも月への旅行ができるようになるのかと思っていましたが、それから半世紀もたつのですね。