地球環境への「責任ある消費と生産」、レポートカード14より
「先進国の子どもたちと持続可能な開発目標(SDGs)』をテーマに、ユニセフが報告した「レポートカード14」がある。
SDGsとは、2016年から2030年までの15年間の国際目標である「持続可能な開発目標」をさす。
「レポートカード14」はSDGsと関連させて、先進国の子どもの幸福度や生活の質を10分野で比較したものである。
日本についての結果の一部です。
・健康:8位(40か国中)
・教育:10位(41か国中)
・子どもの貧困:23位(37か国中)
・格差:32位(41カ国中、つまり格差が大きい方から10番目)
・社会移転による子どもの貧困率の削減幅:31 位(37カ国中)
・教育の基礎的習熟度に達する子どもの割合:2位(38カ国中)
・社会経済階層による学力格差を示す指標:26位(39カ国中)
・若者(15-19歳)の自殺率は26位(37カ国中)
もうひとつ、子どもたちが持続可能な地球環境のために責任ある消費と生産活動を行うための知識を指標にする
・「責任ある消費と生産」分野:36位(37カ国中)
指標はPISA調査での七つの環境問題のうち、五つの問題を説明できるかなどを基にしたものだということですが、具体的な内容なわかりません。
世界中の全ての人々が先進国並みの生活ができるのには地球が3つ必要だとどこかで読んだことがあります。
そうだとしますと、先進国の日本の便利さは、どこかの誰かの・何かの犠牲の上に成り立っているのだと考えられなくもありません。
更なる便利さを追い求めるというこは、犠牲を増やすことであるとの自覚を持つ必要があるということでしょうか。