「体力向上部」 東京都世田谷区立東深沢中
東京・世田谷区立中学の部活動 週4回朝の45分 「競わず体動かしたい」
活動は平日の週4日、朝の45分間だけ--。東京都世田谷区立東深沢中にユニークな部活動がある。その名も「体力向上部」。目標は勝つことではなく、体を動かし体力をつけること。長時間の部活動は疲労やけがの原因になると指摘される中、部活の新しい形を示している。
午前7時過ぎ。体操着姿の生徒たちが続々と校庭に集まった。男女約50人が校庭を数周走った後、小型のハードルを跳び、はしご状のトレーニング用具「ラダー」の上でステップを踏んで汗を流した。タイムを計ったり、競ったりすることはない。「無理せず自分のペースでいいからな」。顧問の佐々木政紘教諭(35)が、周りより遅い生徒に声をかける。
創部は5年前。「特定の競技をやるほどではないけれど、体を動かしたい」「塾に通っていても続けられる運動部に入りたい」という生徒の声を受けてできた。佐々木教諭が、持久走や腕立て伏せ、縄跳びなど日々のメニューを作っている。活動は火曜から金曜まで。放課後や休日、夏休みなどの長期休暇は活動しない。
正式登録している部員は46人。体力向上部だけに所属するのは17人で、レベルアップを目指すサッカーなど他部の部員や、民間のスポーツチームに所属する生徒も多い。創部当初から顧問を務める佐々木教諭は「大会に向けて練習をたくさんすることが好きな子も苦手な子もいる。できる範囲で体を動かすという部活があってもいいと思う」と語った。
とあります。
いいですね。
なぜ朝練なのかと思ったのですが、他の部の人たちも参加できるようにということなのですね。
やらされ感がないので、学校の授業もさっぱりとした気持ちで受けられるでしょうね。
大人の感覚ですと、スポーツジムに行って体力を鍛えるといったところでしょうか。
うちの学校にもあればいいのにと思った中学生はたくさんいるのではないかと思われます。