目指せ、ヨーロッパ!!
「ヨーロッパ」、イギリスやフランスなどがある地域のことではありません。
高校受験生が夏休み中に取り組む勉強時間を表します。
1日に4時間・6時間・8時間の語呂で“ヨーロッパ”というわけです。
4時間:合格ラインに届くのは難しい
6時間:微妙
8時間ぐらい・・・きっと合格できます。
この夏は「パ」の8時間に挑戦しましょう。
「朝日中高生新聞」の記事からです。
中学生は夏休み中のスケジュール表を学校から渡されていて毎日何を勉強するか予定をたてて、実際に行った結果を記入することになっています。
受験生に確認したところ、白紙だったので一緒に計画をたてました。
授業ごとに持ってきてもらって、一言コメントをつけて生徒に返すことにしました。
ちなみに、大学受験の場合は2時間プラスし、1日に10時間はほしいところです、とあります。
大昔、半世紀前の大学生は「4当5落」と言われたものです。
意味は解りますか?
睡眠時間が4時間だと合格で、5時間だと落第という意味です。
現代は勉強時間、昔は睡眠時間が基準になっていることに時代の違いを感じます。
昔の学生は睡眠以外の行動は全て勉強につながっていた(勉強しかやることがなかった)ということでしょうか。