『ソサエティ5.0』とは?
『第5社会』です。
林文科相が昨年11月に「ソサエティ5.0に向けた人材育成に係る大臣懇談会」を発足させました。
物と物をインターネットでつなぐ「IoT(インターネット・オブ・シングス)」の普及を念頭に置いた次の社会を見据えて教育政策を打ち出す見通しとあります。
この懇談会と並行して文科省内課長級職員による検討会議で詳細を詰めるとあります。
検討する課題として、
・高校と地域の協働による地方創生
・理科・数学嫌いの克服
・特に優れた才能をさらに伸ばす教育
・留学機会の充実
などが挙がっています。
上位層を伸ばすことも大事ですが、落ちこぼれをなくし、中間層が輝ける社会を目指してもらいたいのですが、どうもその方には視点はないようです。
ところで、『ソサエティ5.0』 とは、第5期科学技術基本計画で提唱されている概念で、インターネットが物と物をつなぐなどして、情報社会では埋められなかった課題が解消されるという、とあります。
「情報社会では埋められなかった課題」とは何でしょう。今ひとつピンときませんね。今後の議論で明らかになるのでしょうか。それにつれて第5社会の名まえも決まってくるのでしょうか。名前を考えてみるのもいいかもしれませんね。
では1〜4の社会とはなんでしょう。
狩猟社会
農耕社会
工業社会
情報社会