大和市の公立の小学校の対応は?
変わる小学英語に対して、大和市の小学校はどのように対応するのか大和市教育委員会に確認しました。
その前に流れを整理しますと、新指導要領に基づいた新しい教科書が採用されるのは、小学校が2020年度、中学校が2021年度からになります。
現小学5年生は、小6・中1・中2と現状の教科書で習って、中3から新しい教科書で習うことになります。
現状の中学英語の教科書は単語1200語対応ですので、中3になって1800語対応の教科書で習うことになります。
勿論、中1・中2では移行措置で対応するわけですが、学校間で差がでることが予想されます。
小学英語に対して2018年度と2019年度は措置期間になります。対応は「移行措置対応』と『先行実施』の2つに分かれます。違いは授業時間、教材、評価の有無等です。
○ 授業時間(年間)
・ 学年 現状 移行措置対応 先行実施
小学3・4年 0時間 15時間 35時間
小学5・6年 35時間 50時間 70時間
○ 教材
小学3・4年:移行措置対応・先行実施共に『Let’s Try』を使用
小学5・6年;
・移行措置対応では、新教材の『We Can!』を推奨するが、従来の『Hi,Friends』でも可。
・先行実施対応では、新教材の『We Can!』を使用。
では、大和市の小学校ではどのように対応するのか教育委員会に確認してみたところ、
・移行措置で対応
・教材は未定で、3月に決定
との回答でした。
3月に教材を決定して準備が間に合うのかと思いましたが、もう準備は進めているので大丈夫とのことです。
先生方も大変でしょうが、覚えなければいけない単語の数が倍になる子どもたちもたいへんです。