昨日の夕刊に「THE世界大学ランキング 日本版2018 」が載っていました。
そこで、いろいろ気になったので調べてみました。
①日本版とあるので世界版との違いは何か?
②ランキング指標は何か?
①についてです。
世界版:大学院の研究力を重視
日本版:学部の教育力を重視
②のランキング指標ですが、4分野・13項目で構成されています。
○ 教育リソース 34% 5項目
どれだけ充実した教育が行われている可能性があるか。
・学生一人あたりの資金(8%)
・学生一人あたりの教員比率(8%)
・教員一人あたりの論文数(7%)
・大学合格者の学力(6%)
・教員一人あたりの競争的資金 獲得数(5%)
○ 教育充実度 26% 2項目
どれだけ教育への期待が実現されているか
・高校教員の評判調査:グローバル人材育成の重視(13%)
・高校教員の評判調査:入学後の能力伸長(13%)
○ 教育成果 20% 2項目
どれだけ卒業生が活躍しているか
・企業人事の評判調査(10%)
・研究者の評判調査(10%)
○ 国際性 20% 4項目
どれだけ国際的な教育環境になっているか
・外国人学生比率(5%)
・外国人教員比率(5%)
・日本人学生の留学比率(5%) NEW
・外国語で行われている講座の比率(5%) NEW
2017年と比較すると項目は変わっていませんが比率に変化があります。
分野では、国際性が4ポイント上がって(16→20%)、教育リソースが4ポイント下がって(38→34%)います。
国際性の項目が2から4に増えています。増えたのは、日本人学生の留学比率と外国語で行われている講座の比率 です。
ランキングの詳細は下記参照です。
https://japanuniversityrankings.jp/