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「寝屋川スマイル塾」開講

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大阪府寝屋川市教育委員会は本年度、リクルートのグループ企業と共に、授業動画を閲覧して学習できるサービス「スタディサプリ」を使った学習支援活動を約1300人の小・中学生を対象に行っている。

 

市教委はタブレット端末を、中学生には学習支援を受けるかにかかわらず約6000人全員に無償で貸与、小学生には受講者のみの貸与。

 

受講料は無料で、小学5・6年生と中学生全学年から希望者が参加、講師と共に過去の学年の学び直しなど個別の学習内容に取り組む。

 

講師は学習支援の経験者を関西圏で集め、子ども5人に1人付く。約200人程度が講師として登録し、市の子どもの実態を踏まえてどう接するかなどについて研修を受けた。

 

閲覧した動画や問題演習の正答率をシステム上で確認し、各自に合わせた宿題をだす。
家庭学習は自宅のパソコンやスマートフォンで同サービスを利用して取り組む。

 

スタディサプリは学校の授業1コマ分の内容を10分強に収め、小学4年生の内容にまでさかのぼって閲覧できる。

 

小学生は4教科、中学生では5教科(国算理社英)となる。この事業は5月から来年の2月までつづく。

 

初会で習熟度をテストで測り、8~9月、12~1月にも全参加者に学校の授業内容に合わせたテストを行う。各参加者の授業内容は異なるが、テストは学年ごとに一律で行う。

 

スタディサプリの小・中学生向けの内容は、授業についていきにくい子どもまで見据えて難易度を設定、学力向上の他、学習を通して自己肯定感を高めることも目標としている。

 

知識を得る授業は各自の難易度に合った映像で個別に行い、知識を活用する全員参加型の授業を生の教師が行う棲み分けが近い将来に確立していきそうな予感がします。