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自己学習する人工知能(AI)

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2016年に米グーグル傘下の人工知能(AI)開発企業、ディープマインド社のソフト「アルファ碁」が世界トップクラスのプロ棋士に勝ち、衝撃を与えました。

 

「アルファ碁」は過去の人のデータを参考に、対局を繰り返して戦法を学んでいましたが、最新ソフト「アルファゼロ」はルールを教えるだけで学び、人の棋譜を必要としないソフトに進化しました。

 

「アルファゼロ」は自己対局を繰り返すとより有利な手を選ぶようになり、世界チャンピオンレベルの旧型のソフトを負かすまでにかかった時間です。

・チェス  9時間
・将棋  12時間
・囲碁  13日間

 

驚くべきことは、この3つのゲームに限らすさまざまな盤ゲームに対応できることです。
いままでのAIは単機能(将棋には強くても囲碁は弱い等)のイメージがあったのですが、それが払拭され急速に人間の脳に近づいてきた感じがします。

 

専門家は「AIは盤ゲームを制覇したが(相手のカードが見えないポーカーのようなゲームは難しいだろう。大勢で遊ぶ、より複雑なコンピューターゲームへの挑戦が課題だ」としています。