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日本の学校運営は開かれているか?

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2004年から保護者や地域儒民らが合議制の機関である学校運営協議会(コミュニティスクール)を通じて、学校運営に参加することが可能となりました。

 

導入するかどうかは、学校や保護者などの意向を踏まえて学校を設置する自治体の教育委員会が決定します。

 

2018年4月時点で設置している学校は5432校で全学校の14.7%に相当します。

 

では日本の学校は開かれているかどうかですが、中学校の校長のアンケートの回答によると、重要事項の決定の審議に保護者が参加している学校は48.4%しかなく、決定は大半が校長の意志で下しているとの結果がでています。

 

学校の開放度

 

グラフでみると日本の特異性が際立っています。

 

そして、生徒が学校運営に参加させているかですが、欧米諸国では7~8割参加させていますが日本は3割ほどです。

 

まだまだ日本の学校は「陸の孤島」状態であるようです。