今日は玉川聖学院の説明会に行ってきました。
ここは故後藤健二さんが講演に訪れた学校として新聞に載っていた学校です。
もう一点関心があったのは今年の中学入試から適性検査入試を取り入れたことでした。
受験者は18名で14名合格、入学者は3名ということでした。
想定していた範囲よりも狭い範囲での受験者だったと言っていましたので、初年度ということで告知が行き届かなかったということがあるかもしれません。
学院長のお話では“世界をつなげる女性を育てる”、そのためには
①許す心-健全な自信を持っている
②違いを楽しむ心-自分自身が豊かになる
③人を信頼する心
を育てなければならない、“女性は平和な時にこそ力を発揮できる”とおっしゃっていました。
いろいろユニークな取り組みを行っている学校でした。例えば、
〇高2で“国際教養”の授業・・・これからの学習の目指す双方向授 業や参加型授業の実践であ
るということと体制の価値観にのっていない人(ルワンダ大使や高遠菜穂子さん等)を講演者に
よんでホンモノに出会う。
この授業を受けて将来の方向性を具体的に決めた生徒も多いということでした。
〇英語しか使えない小部屋・・・お菓子もOKだそうです。
〇情報センター・・・生徒の自主的な学習と読書を支援するための図書館です。本屋大賞の10冊が机の上に一冊ごとにプックスタンドで置かれていたり(貸し出し中の本もありました)、各部活推薦の本もありました。雑多な感じも多少しましたが、生徒が本を探したり読んでいるのが浮かぶような魅力にあふれた図書館でした。
募集定員に達していないということでしたが、まだまだ人気が上がっていい学校だと感じました。