日本の英語力低下 100ヵ国中53位
世界各国で語学教育事業を展開するEFエデュケ―ション・ファースト(本社スイス)が発表した2019年版の「EF英語能力指数」によると、日本の英語力は非英語圏100ヵ国・地域のなかで53位(アジアでの順位 11/25)となった。
EFエデュケ―ション・ファーストとは、1965年スウェーデンでバーティル・ハント氏によって創立された私立の語学学校で、語学学校としては世界最大級である。
合計受験者数は全世界で230万人、女性59%、男性41%、年齢は18歳~で年齢の中央値は23歳、40歳未満が90%です。
日本のこれまでの順位です。
・ 順位/ヵ国 能力レベル EF EPIスコア
2011年 14/44 標準的
2012年 22/54 標準的
2013年 26/60 標準的
2014年 26/63 標準的
2015年 30/70 標準的
2016年 35/72 低い
2017年 37/80 低い
2018年 49/88 低い
2019年 53/100 低い 51.51
世界ランキングです。
1位 オランダ 70.27
2位 スウェーデン
3位 ノルウエー
4位 デンマーク
5位 シンガポール
日本に関するサマリー(概要、要約)をみると、「一人当りの国民所得」「インターネット普及率」「平均就学年数」は平均の上なのですが、「教育支出」は9.1%で平均の約半分程度になっています。