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高校に新学科「学際」学科、「地域」学科

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26日の中央教育審議会答申で示された高校改革案です。

それによりますと、2020年度(新学習指導要領の段階実施-高校1年より-が始まる)をめどに、普通科の枠組みの中に2つの学科が新設されます。

 

●「学際」学科:持続可能な開発目標(SDGs)など現代的な課題に対して教科の枠を超えた学際的な学びを行い、大学や国際機関との連携体制を構築する。

 

●「地域」学科:地域社会の課題に取り組み、自治体や地元企業との協力体制や高校と地域をつなぐコーディネータ配置などが要件。

 

この2学科の他に、各教育委員会は特色のある学びに重点的に取組む学科の設置も可能になります。

 

各高校は、入学から卒業までの教育の指針となる3点のスクール・ポリシーの策定を求められます。
①どのような力を身につければ卒業を認めるか
②どう教育課程を編成し、学習内容を評価するか
③どのような生徒を入学させるか

 

学校の勉強が嫌い生徒や多様化する進路に対し大学を目指す画一的な指導の普通科では生徒や地域のニーズにあっていないということで受け皿が増えるのはいいことだと思いますが、22年度実施ということと学習指導要領との兼ね合いがどうなるのか気になります。