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中学校の歴史教科書の再選定

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教科書は無償措置施行令により、基本的に同じ教科書を4年間使用しなければならないと定められています。

 

中学の教科書は昨年度採択されて、本年度から使われ始めたばかりですが、昨年検定に不合格で対象外だった「新しい歴史教科書をつくる会」系の自由社が再申請して合格したために文科省は3月、「採択を替えることも可」を通知しました。

 

県内の教育委員会の対応です。
〇 選び直す・・・大和市、横浜市など15市町村
〇 選び直さない・・・鎌倉市、藤沢市など7市町
〇 未定・・・平塚市、秦野市など11市町

 

選び直す理由として、
「公平性を考える」
「より良い教科書を採択するため」

 

選び直さない理由
「昨年度十分調査研究を行った」
「コロナ禍で本年度も採択することは教育現場の負担になる」
「子どもたちの授業の質の部分で不利益になる懸念がある」

 

大和市では歴史を中1~3年1学期まで3年間使いますが、途中で変えることはできないので、新中1年生から使うことになりますが、そうすると来年度は中1~中3まで全部違う教科書を使用することになります。塾としましては新たな教科書準拠問題集を新たに用意しなければならなくなるので勘弁してほしいですね。

 

疑問が3点あります。
・文科省は他の教科書でも同様の措置をとったか
・1種類だけ後出しジャンケンのように後から出して公平な審査ができるのか
・そもそも、間に合わない時点でアウトでしょう。