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教科書から「従軍」を削除

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中学、高校の教科書から「従軍慰安婦」「強制連行」との記述が消えます。

 

これは、政府が4月に「従軍慰安婦」という表現は誤解を招く恐れがあるとして、単に「慰安婦」とするのが適切とする答弁書を閣議決定。
朝鮮半島から日本本土への労働者の動員を「強制連行」とひとくくりにする表現もてきせつでないとしました。

 

これを受けて、教科書会社5社は、「従軍慰安婦」では、多くが「慰安婦」に変更。削除したり注釈を追加して対処しました。

「強制連行」「強制的に連行」では、「強制的な動員」としたり、「徴用」としました。

 

教科書検定基準では、閣議決定などで示された政府の統一的見解に基づいた記述にすると規定しています。

 

一政府の見解で歴史的価値観が変えられてしまうという教科書検定基準は憲法違反ではないのでしょうか。