注目論文ランキング
研究内容が注目されて数多く引用される論文の数で、日本はイランに抜かれて過去最低の13位(2019~2021)になりました。
日本は年平均論文数では中国、米国、インド、ドイツに次ぎ5位の約7万本なのですが、注目論文数は前回公表時(2018~2020)から横ばいで3767本で、イランの3770本に抜かれ13位になりました。
前回と比較して本数を伸ばしている国(日本より上位で)は、
・中国 4万6352➡5万4405本
・イタリア 6073➡ 6723本
・インド 4936➡ 6031本
・韓国 3798➡ 4100本
です。
日本の研究開発費は18.1兆円、研究者数は70.5万人で、いずれも米国、中国に次いで世界第3位です。
日本の2000年からの順位です。
~2005年:4位(米英独に次)
~2009年:5位(中国に抜かれる)
~2012年:6位(フランスに抜かれる)
~2023年:凋落の一途(イタリア、インド、豪州、カナダ、韓国、そしてイランに抜かれる)
第2次安倍政権から符合するように凋落が始まっています。
お金も研究者も少ないわけではありません。
安倍政権から研究費を競争させて集中するようになりましたが、その成果の検証をしてもらいたいものです。