平成27年4月21日に実施されて全国学力・学習調査の神奈川県の調査結果が発表になっています。
神奈川県では1,270校、約14万人の小学6年生と中学3年生が参加しました。
大和市では小学6年生1,850人、中学3年生1,722人が参加しました。
下記のデータは全国・神奈川県、大和市ともすべて公立校(中等教育学校2校含む)のもので、
各教科の平均正答率を示しています。
小学6年 国語A 国語B 算数A 算数B 理科
全国 70.0% 65.4% 75.2% 45.0% 60.9%
神奈川県 67.9% 64.3% 74.0% 44.8% 60.5%
大和市 65.6% 61.1% 71.4% 42.4% 58.2%
中学3年 国語A 国語B 数学A 数学B 理科
全国 75.8% 65.8% 64.4% 41.6% 56.3%
神奈川県 76.0% 66.5% 65.0% 43.3% 55.8%
大和市 75.1% 66.2% 64.3% 40.1% 51.7%
小学6年生では神奈川県も大和市も全国平均を下回っていますが、
中学3年生では県は理科を除いて全国平均を上回っています。
大和市でも中学3年生は理科を除いてほぼ全国レベルです。
小6生と中3生が同じ生徒ではないのではっきりとは言えませんが、神奈川県や大和市では例年2割弱の生徒が中学受験で抜けます。大和市の中3生が小6生より1,300人程少ないのはそのためと思われます。
神奈川県も大和市も小6では全国平均を下回っていて、更に中学受験で上位層が2割弱抜けたにも関わらず中3で全国平均レベル(大和市)、それ以上(神奈川県)の成績を示すというのは中学校の優秀性および塾の力ということでしょうか。