カテゴリー別アーカイブ: 今日の新聞記事より
小学1年生の漢字ドリルの指導で、習字のような「とめ、はね、はらい」ができていないと全てやり直しでテストは0点-。
小学1年生の担任の指導に保護者から「厳しすぎる」という悩みが新聞社に届いたそうです。
厳しい指導に対する賛同意見。
・「同じタイプの厳しい先生がいたが、数年後には皆さん感謝していた」
・「高校生や大学生の指導をしているが、字が雑で読めないことがある」
・「大学教員として国語の入試の採点をした。とめがはねになっている場合や、雑で判別が難しい字も不正解」
・「小学生は基本が重要。習っていないのと、知って省くのでは意味が違う」
反対意見
・ 鉛筆をうまく扱うには「指の筋肉が動作を覚えるような地道な練習が必要なので、厳しい指導で「書くことが嫌い」になることを懸念される
・ もう少し子どもの発達を穏やかにみまもってはどうか
学習指導要領には
「漢字の指導においては、学年別漢字配当表に示す漢字の字体を標準とする」とあり、漢字テストや書写では配当表通りの「とめ、はね、はらい」が求められる。ただ、実際にどこまで減点するかは「學校の判断」
と付け加えてあります。
文科省の見解です。
「国語ではなく、社会や理科など他教科で書いた字は『とめ、はね、はらい』ができていないと言って減点はしないという柔軟な姿勢をしめす。
確かに「とめ、はね、はらい」と書き順がしっかりしている小学生はいますが、書くのに時間がかかる傾向があります。中学・高校に進むとスピードがもとめられるので雑になっていくような気がします。
人事院の発表によると2021年度の国家公務員試験で、キャリアと呼ばれる中央省庁幹部候補の「総合職」申込者は前年度比14.5%減の14,310人と発表しました。現生は年連続で総合職試験を導入した12年度以降最少で減少率も過去最大です。
その理由として、
・深夜残業や長時間勤務の常態化
・政治への過剰な「忖度」を強いられる政管関係
・相次ぐ幹部の不祥事
のマイナスイメージの影響のほか、
・コロナウイルスの感染拡大に伴い、人口が密集する東京勤務が敬遠された
との見方もあります。
女性は5,772人で40.3%となり初めて40%を超えました。
試験区分別です。
・法文系(法律、経済などを専門とする) 17,124人(14.6%減)
・理工系 2,533人(14.5%減)
・農学系 1,053人(10.8%減)
以前に講師をしていた同じ学年の先生が3人公務員になりました。
ひとりは学部卒で地方公務員に、ひとりは院卒でキャリアに、もう一人は一度社会に出てから地方公務員になりました。
優秀な人材が公務員に集まらなくなると国の衰退に直結します。現役の若手官僚でも離職を考えている人が大勢いると聞きます。現在の状況では致し方ないかと思います。
大学入試センターが、大学入学共通テストを入試に利用する大学から徴収している「成績提供手数料」を2年かけて2倍に値上げする予定です。
少子化に伴う志願者数の減少により、今後は大幅な赤字になる予定とのことです。
大学が支払う成績提供手数料予定です。
2021年1月 750円/1回(第1回共通テスト、570円から値上げ)
2022年1月 1200円/1件(予定)
2023年1月 1500円/1件(予定)
受験生が払う検定料です。
3教科以上 18,000円
2教科以下 12,000円
センターは国から運営費交付金を受け取ってないので、収入の約9割は検定料が占めています。
志願者の推移です。
最盛期 60万人
2020年1月 55万人(最後のセンター試験)
2021年1月 53万人(第1回共通テスト)
2021年の第1回の共通テストは860大学に延べ154万件成績が提供されました。大学側が個別入試の受験料に上乗せする可能性があります。
首都圏の私立大に2020年度入学した下宿生への仕送り(6月以降の平均)は月額82,400円で1968年度集計開始以降、過去最低でした。
東京地区私立大学教職員組合連合(東京私大教練)が昨年5~7月に埼玉・千葉・東京・神奈川の4都県の私立大学9校の入学した新入生の保護者に調査を行い、5382人から回答を得ました。
仕送り額は2900円の減少で過去最高だった1994年度の12万4900円と比べて4万円以上少ないとのことです。
現役・浪人合わせてですが、50人とはすごいですね。
4年前にも多くの東大合格者をだして、それをみて次の年(2018年)に入学した生徒の結果だそうです。
ということは、今年の快挙をみて来年入学してくる生徒が楽しみということでしょうか。
東京新聞の朝刊の1面に東京都の前日のコロナ感染者数とその他のデータ(検査件数、入院者数、陽性率等)が載っています。
検査数を見ると火曜と水曜が3千人前後と他の曜日の1万人前後と比べて極端に少ないです。
これは、土日に民間の機関が休みで検査数が少なく、その結果発表が火水になるのかと思うのですが、感染者数でみると少ないどころか他の曜日より多いのです。
土日に公的機関が検査するのは、クラスターとか感染率の高い患者を検査しているということでしょうか。
これは想像で本当のところは解りません。確認すればいいのでしょうが・・・。
それにしても、緊急事態解除の条件に検査数の拡大があったと思うのですが、東京を見ると一向に増えていませんね。
無症状者の行動を徹底的に制限することしか感染者を減らすことはできないと思うのですが。
大学入試センターは24日、2025年から刷新する大学入学共通テストの出題教科・科目とサンプル問題を公表しました。
その内容です。
・教科は「情報」を新設:7教科21科目(現行6教科30科目)
・コンピューターで出題・解答する方式(CBT)の導入は見送り、試験はこれまで通り紙で行う。
これらを踏まえ、文部科学省が夏頃に最終決定します。
22年度から始まる高校の新指導要領に対応する共通テストを受験する1期生は現中学2年生(4月から新3年生)になります。
教科・科目の変更です。
・「情報」を新設
・地理歴史や公民:必修となる新科目「歴史総合」「地理総合」「公共」などを組み合わせた科目を設ける。
・数学:「数学I、数学A」「数学I」を継続し、「数学2、数学B、数学C」を新設
・「数学2」「簿記・会計」「情報関係基礎」は外れる
サンプル問題は「歴史総合」「地理総合」「公共」「情報」の4科目が公表されましたた。いずれも図やグラフ、会話文を多用し、思考力などを問う内容となりました。
三重県教育委員会は新年度、県内の小・中学校の対象学年全員が受ける学力テストをコンピュータ化します。
1人1台ずつ情報端末がつかえるようになるためで、テスト後すぐに間違えた問題を復習できるシステムを構築します。
三重県では4月と1月に、小学4・5年生と中学1・2年生を対象に学力テストを実施しています。教科は国語、算数・数学、理科で前年の学習内容の中から主に知識を活用する問題を出題しています。
コンピュータ方式は来年1月のテストからを予定しています。
85年前の1936年2月26日、旧陸軍の青年将校による二・二六事件が雪の降る未明に起こりました。
昭和11年で青年将校らが「昭和維新」を求めて1500人の歩兵を率いて決起したのでありますが、昭和天皇は激怒し決起部隊は「反乱部隊」になり鎮圧されました。
二・二六事件についてはテレビや映画でしか知らないのですが、現在では国を憂う若者はどの様な行動をとるのだろうかと、つい考えてしまいました。
わきまえない女性ということは男性はわきまえるということでしょうか。
確かに60年代、70年代は目標が決まっていて多くのわきまえている男性が物事を決めるには合理的だったかもしれませんが今はどうでしょうか。
いまでも多くの男性はわきまえている方がいいのでしょうか。少なくともオリ・パラ組織委員会はその方がよかったのですね。
もうひとつ、渋沢栄一が言っています。
「すべて人は、老年となく青年となく、勉強の心を失ってしまえばその人は到底進歩発達するものではない」と。
「老害」とならないためにも勉強の心をもたねければならないと考えさせられました。
でも、社会に同調しない「老害」も悪くはないかな。