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カテゴリー別アーカイブ: 今日の新聞記事より

高校に新学科「学際」学科、「地域」学科

26日の中央教育審議会答申で示された高校改革案です。

それによりますと、2020年度(新学習指導要領の段階実施-高校1年より-が始まる)をめどに、普通科の枠組みの中に2つの学科が新設されます。

 

●「学際」学科:持続可能な開発目標(SDGs)など現代的な課題に対して教科の枠を超えた学際的な学びを行い、大学や国際機関との連携体制を構築する。

 

●「地域」学科:地域社会の課題に取り組み、自治体や地元企業との協力体制や高校と地域をつなぐコーディネータ配置などが要件。

 

この2学科の他に、各教育委員会は特色のある学びに重点的に取組む学科の設置も可能になります。

 

各高校は、入学から卒業までの教育の指針となる3点のスクール・ポリシーの策定を求められます。
①どのような力を身につければ卒業を認めるか
②どう教育課程を編成し、学習内容を評価するか
③どのような生徒を入学させるか

 

学校の勉強が嫌い生徒や多様化する進路に対し大学を目指す画一的な指導の普通科では生徒や地域のニーズにあっていないということで受け皿が増えるのはいいことだと思いますが、22年度実施ということと学習指導要領との兼ね合いがどうなるのか気になります。

スマホが利用できる入試

2月17日、産業能率大学でスマートフォンやタブレット端末、ノートパソコンを試験中に利用できる入試が実施されます。

 

経営学部と情報マネジメント学部で合計15名の募集です。

大学入試共通テストで3教科(外国語、国語必須)250点以上を選考の対象とします。

 

受験生の課題です。

①出願期間中に「事前記述課題」として、持続可能な社会をつくるための意欲や地域創生への意志などを、ウエブシステムに400~600字程度で入力する

 

②試験日には、近未来の危機的な状況が書かれた資料を読んで情報機器や電子辞書を使って90分間で「未来構想レポート」を作成する

 

2つの課題が8段階で評価され、合格者が決まります。

 

大学はそれぞれアドミッション・ポリシー(入学者受け入れ方針)を掲げているので、それを反映した入学者選抜というのは今後いろいろな形ででてくるかもしれません。

 

中学校では、東京女子学園中学・高校が昨年から中学校の入試で「スマホ持ち込みOK入試」を実施しています。

日常でデジタル化の活用を進めてほしいこと

今日の新聞からです。

 

日本財団が全国の17~19歳の男女千人に実施した意識調査の結果です。

 

●最もデジタル化を進めてほしいもの(複数回答)
・オンライン授業       35.9%
・給付金の入金など迅速な支援 24.8%
・行政の手続き関連      23.4%
・インターネット投票     22.2%
・学校の成績や学生証     20.3%
・運転免許書など公的証明書  19.9%

 

●日本のデジタル化について
⇒4割近くが遅れている

 

●行政手続きのデジタル化が遅れている理由
⇒書面や対面主義などの根強い慣習

 

●教育で必要なもの(4割以上が回答)
・プログラミング言語やITリテラシーの学習
・1人1台の端末配布

 

調査は昨年11月13日~17日インターネットで行う。

不正行為は4人

大学入試共通テストは終わりましたが、第一日の日程で茨城、東京、静岡、鳥取の4都県で計4人が不正行為をして失格になりました。

 

不正の内容です。
・マスクで鼻を覆うように何度も注意したのに従わなかった
・国語で定規を当てて文章を読んでいた
・数学でカンニングペーパを使っていた
・終了後にマークシートに記入をした

 

終了後のマークシート記入は毎年いますが、ついついやってしまう気持ちはわからないでもないのですが。

塾内模試の第1回目です

今日は中3生対象の塾内模試の第1回です。
採点をして返却します。

 

大和市の昨日のコロナ感染者が60人と急増しました。
死亡者も2名です。クラスターが発生したのでしょうか。

 

再認識させられるのは希望的観測ではなく最悪を考えて対処しなければおさめることができないという感染病に対しては当たり前のことです。

 

共通テストが始まっていよいよ受験シーズンが始まりました。これ以上コロナの感染が広まらないことをまずは祈ります。

“世直し”が始まる

現実の話ではなく小説の話です。

 

東京新聞の朝刊で連載されている島田雅彦氏の「パンとサーカス」での話です。

 

約5ヵ月前に始まったのですがやっと本題に入ってきた気がしています。

 

ないものは権力だけだとするとどのように世直しができるのか少し考えてみたのですが、何も思いつきません。

大和市の感染者が37人でした

今日の朝刊によると大和市のコロナウイルスの感染者が37人でした。

 

しばらくたまに2桁のときがありましたがほとんど1桁で推移していて、2桁の10人台になり、20人台になり一気に37人に増えました。

 

10万人での感染者数で比較しますと東京や神奈川県の50人以上に対し大和市の人口を約20万人とすると18~19人ですが、少ない数ではありません。

 

明日、木曜日の人数が気になります。

 

相貌失認

人の顔が覚えられない、みんな同じに見える-『相貌失認』といって、脳の障がいによる症状だそうです。

 

全く顔が似ていない有名な芸能人の2人の顔を並べても「同じに見える」といい、家族の顔も認識できないそうです。

 

生まれつきの症状がある人は人口の2%ほどいるとみられていて、交通事故などで脳が傷つき後天的に相貌失認なる人もいます。

 

『相貌失認』しりませんでした。
朝日中高生新聞のトップ記事からです。

 

2%ですから今まで、現在も含めて出会っている可能性はあると思うのですが、人の名前を覚えられないという人にはであいましたが、思い出してみてもひょっとしてあの人がと思う人は浮かびません。

 

 

読書格差

自治体によって子どもの読書環境は大きく異なります。誰もが通えるはずの公立の学校図書館でさえその差が著しくあるようです。

石川県白山市では、2005年の合併を機に全28校の公立小中学校の専任司書を配置し、『学校図書館支援センター』を拠点に、市内世図書館と市立図書館が連携し、読書環境を整えています。

 

全ての図書館の蔵書がデーター化されていて、学校同士でも貸し借りができます。市間の貸し借りは聞いたことはありますが、小中学校間の貸し借りを聞いたのは初めてです。

 

『同じ市で学校生活を送る子どもたちが、同じサービスをうけるのは当然です』とセンター専任司書さんの話です。

 

面積が広い北海道では全170自治体のうち約4割に公共図書館がないそうです。

 

全ての本を書籍化と同時にデジタル化すれば読書格差問題は解決できると思いますが、そうはならないでしょうかね。

公立高校の出願方法が変わる

県教委の発表によると、公立高校の出願方法が従来の志願先高校への手渡しに代えて、所属中学でまとめて高校に郵送する方法を原則にするということです。

 

来年1/25~27必着、やむを得ない場合は手渡しも認め、1/28~2/1に受け付けます。

 

学力検査は1人2日受けられる機会を用意します。2/15の学力検査日に体調不良の人や濃厚接触者とされて陰性が確認できない人は22日の「追検査」を受けられます。

 

濃厚接触者で陰性が確認できたなど条件を満たした人は15日に別室で受験できます。
追検査も受けられなかった場合は、3/10の「追加の検査」を受検できます。

 

入試当日の感染防止策です。
・会場に消毒液を設置
・受験者同士の間隔を1m程度確保する
・受験前には体温や体調を記録するチェックシートに記入してもらう

 

家庭内感染が広がっているので、受験者本人だけでなく家族もより一層の自粛が求められます。