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少し前の新聞記事になりますが、フランス上院で7月4日、義務教育を現在の6歳から3歳に引き下げる法案が賛成多数で可決され、成立しました。
今年の9月の新学期から実施されるとあるので、ちょうど今頃なのでしょうか、3歳児の新1年生が誕生します。
欧州連合(EU)内においても最も低い年齢で、ハンガリーに並び2カ国目になります。
マクロン政権は読み書きや数など基本的な知識を早くから身につけられるようにして不平等の解消につなげたい考えとあります。
特にフランス語能力を重視しているようです。
フランスではこれまでも3歳の大多数が幼稚園に通っており、義務化しても実際には大きな変化はないようです。
7月4日に開かれた先進7ヵ国(G7)教育相会合でも子どもの早期教育が議論され、採択された共同宣言では「国際的な研究によれば、子どもの早期教育と後年の成績や学習意欲の間に相関関係がある」と指摘しています。
日本でも幼稚園にいった子に対して、保育園の子はちょっと落ちて、どっちも行っていない子は大幅に低かったとのデータがあるのを読んだことがあります。
小学校1年で1クラス30人以上を受け持つので、そこですでについている差を埋めていくのはすごく難しく、最初にレベルがそろっていることが教師にとって非常に大事だということです。
日本ではそのような方向に向かわないのは、“子どもは親の持ち物”という考えが強く、就学前の教育は親の責任ということなのでしょうか。
フランスでは中高生に‟哲学”の時間を多く持たせるということを聞いたことがありますが、その下地をさらに強化するということなのですね。
日本の国語教育の方向性が心配になってきました。
ずっと見ようと思っていた『新聞記者』を横浜関内の「ジャック&ベティ」で見てきました。
朝9:00から1回だけの上映ということもあって満席でしたね。
どういう仕事をしているのか退官した官僚のトップの事務次官でさえもわからないという内閣調査室(内調)の仕事部屋が異常でしたね。
規則正しく並んだパソコンしかない部屋でモニターに向かってひたすら何かを打ち込んでいるいる姿は人間臭を全く感じない風景でした。本当にあのように仕事をしているのでしょうか。
上映時間は2時間ぐらいだと思いますが、あっという間に過ぎてしまいました。
主人公が最後に何を伝えようとしたのか気になります。
夕方からはセンター南で旧友たちとの飲み会です。
大和市には3つの図書館があります。
市立図書館と渋谷図書館、中央林間図書館です。人口23万人に3つの図書館ですから7.6万人に1つの図書館になります。
住んでいる横浜市では372万人に対し18カ所ですから、約20万人に1ヵ所になります。図書館の規模は横浜市の方が大きいかもしれませんが、すぐ近くに図書館があるというのは子どもたちにとって大きな影響を及ぼすと思います。
それと、大和の図書館は平日祝祭日ともに夜の9時まであいています。これはとてもありがたいことです。
中央林間にある図書館は個人の自習スペースが充実していて、日曜日は席を確保するのが大変と聞きます。
それと、大和市にはコミニティセンターも多いように感じます。イメージだけですが。
携帯の扇風機を手で持ちながら首あたりを冷やして歩いている若い女性を見ました。
ピンク色していたので、最初は手鏡かなんかだと思ったのでしたがよく見ると小さな扇風機でした。左手に持っていたスマホにつながっていたのでそこから電源をとっているのでしょうか。
手持ちの小型の扇風機の存在は何かで見た記憶はあるのですが、実際に使っているのを見たのは初めてで、しかも女性とは驚きです。梅雨明け間際のこの夏ブームになるのでしょうか。
参議院選挙です。
マスメディアでは一向に盛り上がらない選挙とのマスメディアでの報道がありますが、ネットではその熱気がリアルタイムで伝わってきます。
山本太郎氏率いるれいわ新選組の街頭演説をネットで見ました。
街頭演説は政見放送と違って生の声ですので、熱気と本気度が伝わってきます。
それにしてもれいわ新選組はなぜこれだけの人を引き付けるのか。東京でだけでなく日本各地で同じように人を集めるし、長時間立ち去らない。
山本太郎氏の本気度だけでなく、立候補者の一人ひとりが今の日本の状況において何らかの被害を受けた当事者本人だからその訴えは人を引き付ける、のでしょう。
昔、偶然新宿か渋谷で中山千夏さん(作家、タレント)の街頭演説に遭遇して1時間ぐらい見ていいたことがあります。
何を訴えていたのかはよく覚えていませんが、その熱気に押された訳ではないですが次の日1票を投じました。
それにしても、テレビ、新聞のマスメディアは取材をしているにもかかわらずメディアには流れません。街頭演説に行くか、偶然に出会うかネットがなければこの熱気を知ることはできません。
太郎氏によると流れるのは投票終了後に始まる選挙速報だということです。
特にテレビですが、リアルタイムで流さないとその情報の価値は下がりかなくなります。リアルタイムで流さない(流せない)メディアは自分で自分の首を絞めることになるでしょう。
高校生の就職がどのように決まるのかはよく知られていないと思います。
卒業後に就職を目指す生徒の仕組みですが、まず1社に絞って内定を目指す「1人1社制」と呼ばれる仕組みになっています。
いまその仕組みを巡って、国レベルで再検討の動きが進んでいます。校内での調整を経て、生徒は内定が得やすくなる一方、希望から隔たった職場で働く生徒が生まれるとの指摘があるからです。
1人1社制は国や自治体の法令で定めたものではなく、毎年、都道府県ごとに、経済団体、校長会などの関係者が協議して決める申し合わせにすぎません。
大学生は一人で何社も内定をもらったりしますが、高校生は1社だけなのですね。
18歳には選挙権も与えられたというのに昔からのままなのですね。
もっとも現行制度の下でも、高校生は1人1社に不参加の企業からの求人に応募ができますが、生徒にはあまり周知されていないとのことです。
高校卒業後、すぐに就職しなかった人、できなかった人などを対象に、まずは、労働に必要な力を養えるようインターンシップ(就業体験)の場を設けたうえで、就職を支援している事業もあるようです。
1度は就職したものの、退職してしまうと、転職のノウハウを持ち合わせず、アルバイトとして就業したり、就業を断念したりすることになることを考えるとものすごく大きな問題のような気がします。
午前中、横浜で行われました上記セミナーに参加してきました。特色検査の共通問題1と2については以前のセミナーで解説が行われましたので、今回は残りの共通選択問題その1と2(湘南採択問3と4)、共通選択問題その3と4(横浜翠嵐採択問3と4)の解説です。
1問1問、問われていることの本質は何か、対応はどのようにすればいいか詳しく説明がありました。共通して強調されていたのは‟両義性”ということです。
データから読み取れることは何かだけではなく、読み取れないことは何か、何が欠けているから解けないのかを理解することが必要だということです。
両義性の問題は公立中高一貫校の適性検査でも見かけます。
それから、多数決以外の決定方式のルール‟ドント方式(公民ででてきます)”の問題も全国の入試問題でみられるとのことです。
午前中、石川町の労働プラザで行われた標記のセミナーに参加してきました。
公立高校の特色検査は今年、完全独自問題の緑ヶ丘高校、横浜国際、横浜サイエンスフロンティア高校含めて10校で実施されました。
来年は更に9校増えて19校で実施されます。
上位校は全て含まれていますので、成績上位の生徒は避けて通れなくなります。
テストは、共通問題が2問で選択問題が2問(4問からの選択)の4問出題されます。
今年が初めてなので、もちろん傾向とかはわかりませんが、難易を含めどんな問題が出題されても戸惑わないことが必要です。
2021年1月から実施される大学共通テストを見据えているのは確かで、パターンで覚えて解くのだけでは通用しないようです。
ただ、解くのではなく真に問われている力は何かを見極めて指導しなければ新しい問題対応できないことが実感できました。
今週は公立中学の期末試験が始まり、今日を含めたセミナーが2回、学校説明会もあって慌ただしい1週間になります。
千葉市は本年度、生活保護を受けているひとり親世帯を対象に、小学校5・6年生が学習塾や習い事などで使えるクーポンを配ります。
財源は同市への寄付金で、民間企業に事業の一部を委託しております。
支給額は月額1万円程度です。
対象者は各学年45人ずつ募集、7/5まで申し込みを受け付け、8/1からサービスをスタートします。
クーポンは同市から登録を受けた学習塾や、スポーツ活動などを提供する教育サービスを利用できます。
対象の学習塾などは現在募集中で、7月上旬から随時決定します。
午前中、相模女子大学で行われた神奈川公立高校の入試報告会に参加してきました。
公立高校は2極分化が進んでします。上位校は倍率がより高くなり、その逆に定員割れの学校が151校(普通・専門・総合学科計)中50校(前年43校)に なって3割超になっています。
私立は推薦入学が増えています。
通信高校のN高が全国で4000人の入学者を集めています。通信も一つの選択肢になりつつあります。