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カテゴリー別アーカイブ: 学校情報

平成28年度公立中学校等卒業予定者の進路希望の状況について

県から現在の公立中学3年生の進路希望の状況の発表がありました。

2016年10月20日現在の公立高校の進路希望状況です。

 

近隣の学校の状況です。

学校名   希望者数(人) 募集定員(人)
大和      534    278
大和西     300    278
大和南     263    348
大和東     241    238
厚木      530    358
厚木東     351    278
海老名    1,002    398
湘南台     435    278
上鶴間     272    318
横浜翠嵐    786    358
湘南      681    358

 

先日ありました模試業者の説明会でも海老名高校の人気が高いとの話がありましたが、2.5倍を超えていますね。
卒業生に聞いてもよくわかりません。思わず図書館とかららぽーとなどの環境も影響しているなのかと考えてしまいます。

詳細はこちらです。

http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f6559

「新たな学力向上進学重点校」とは何だ!

本日行われた神奈川県立高校改革における“「新たな学力向上進学重点校」とは何だ!”の説明会に行ってきました。

 

28年度にエントリーした学校を2か年にわたってエントリー校として17校を指定。その成果を指標に基づいて検証し、30年度に新たな学力向上進学重点校を10校ほど指定します。
3年ごとに指定しなおすそうです。

 

県の教育委員会の専任主幹から説明があった5つの指標です。
① 「アクティブ・ラーニング」のある教科指導等の展開、高いレベルの思考力・判断力・表現力の能力育成
② 県教育委員会が本年度から実施する生徒学力調査(2学年 国語・数学・外国語)の結果
③ 高い英語力 英語検定2級程度以上のレベルが7割以上
④ 学校の教育活動全体を通じて、豊かな人間性や社会性を育む、幅広い生徒の探究活動や部活
⑤ 難関大学への高い現役進学率

 

次にエントリー校からの取組みについて代表校から説明がありました。
① アクティブ・ラーニングについて-光陵高校校長
② グローバル教育について-平沼高校校長
③ 進学指導について-横浜翠嵐高校校長

 

最後に厚木高校の生徒によって模擬「即興型英語ディベート」がありました。
進行に関して日本語での説明はあったのですが、賛成・反対意見の陳述は全て英語でした(当然ですが)。

 

17のエントリー校は神奈川県の各地区のトップ校です。私立に優秀な人材が流れないように私立に負けない取り組みを県立高校も行っていくという熱意は十分に伝わってきました。

 

エントリー校同士の共同の取り組みもあるそうですが、各高校での取り組みは高校の説明会に参加しないと解りません。トップ校の受験を考えていらっしゃる1・2年生の保護者の方は説明会に参加されて各高校の取り組みを比較する必要がありそうです。

 

 

 

 

三田国際学園中学校・高等学校

戸板中学・高等学校から変わって2年目、現中学2年生・高校2年生が一期生です。

4年目となる大橋学園長は21世紀型スキルについて、次のように話されました。
英語力+コミュニケーション能力+ICT・サイエンス  ⇒ 日常的に考えることができる
目指すのは 『発想の自由人』

 

この1年半で三田学園に何が起こったか!!
・保護者-わが子の劇的な成長を実感
・生徒-学問に目覚める ⇒ 物事を積極的に考え、実行する

 

田中教務指導部長から相互通行型授業(アクティブラーニング)の進め方(手順)の具体的な説明がありました。
① テーマを決める
② 共通知識の構築(先生の説明)
③ 生徒に疑問を投げかける
④ 自分の考え(まずは個人の考えをもつ)
⑤ デスカッション(チームで話し合う)
⑥ プレゼンティション(グループごとに発表する)
⑦ レポート作成

 

説明会後中学と高校の授業見学をしました。
中学の授業は全て相互通行型授業で行われていました。グループ編成の人数(2・3人~5・6人)は異なっていましたが、ⅰPadで調べ物をしたり・意見を述べあったりで生徒間の活発な言葉のやり取りが行われていました。

教科書は何を使っているか質問したところ、検定教科書をや一貫型の教科書を使っているが先生の手作りのプリントを使用することが多いとのことでした。

知識の定着は宿題で行うそうで、生徒は次の授業に必要なため積極的に取り組んでくるそうです。

高校の授業は、普通の講義型の授業で行われていました。

ここまで、アクティブラーニングの授業を取り入れている学校は始めてでした。

 

 

 

東海大学付属相模高等学校中等部説明会

今日の午前中は東海大学付属相模高等学校中等部の説明会に参加してきました。中央林間駅から歩いて15分ぐらいのところにあります。中央林間から自転車で通うこともできます。

東海大学の付属校なので10年間(中学・高校3年、大学4年)のスパーンで考えています。中学から高校へは100%進学、高校から東海大学には84.2%(大学進学95.4%)進学しています。

受験がないので学年ごとに各種行事(英語・数学オリンピックや中2での保育園実習等)が準備されており留学はもとよりいろいろな経験が出来そうです。

勉強面でも厳しく、定期試験で基準点を下回ると部活が禁止になり合格するまで補習をうけることになります。

付属校生は確かに一般受験生より入学時の学力は劣る面があるかもしれませんが、医学部では国家試験合格率が付属校生の方が高いそうです。中・高校時代のいろいろな経験が生きているのではないかとのお話でした。

付属校生はリーダーシップを発揮する生徒が多く、就職でも早く決めてくるとは他の付属高校の先生から聞いたことがあります。

知識を正しく伝える心を育てたい、新しいものを取り入れるとともに古き良き伝統をしっかり守っていくとの大金校長のお話が印象的でした。

横浜雙葉中学説明会

本日は午前中に横浜雙葉中学校の説明会に参加してきました。

千葉校長は変わるものと変わらないものという話のなかで2016年は、『校訓(徳においては純真に、義務においては堅実に)を心に・・・・』という学校目標をもとに教育を進めているとのことでした。

来年度からの変更点が2点です。
①募集人員を90名から100名に変更、但し1学年180名定員に変更なし。
②中学一年生のクラス編成を4クラスから5クラスへ変更。

変更理由ですが、横浜雙葉小学校からの進学者が90名の予定を下回ることがあり、実際の合格者が90名を越えていることと、ひとり一人を大切にすること・きめ細やかな指導をする体制を出来るだけ早い機会に徹底するということで2017年4月からの中学一年生については5クラス編成にするとのことです。

2015年度の大学合格実績です。卒業生は182名です。
国公立    44名(既卒者含む)
早慶上理 154名(  〃  )
明立青中法181名(  〃  )

国公立の合格者は約25%ですが、北は北大から南は九大まで全国の大学に複数合格しています。
理系が49%(医・歯・薬・獣医27%、理・工・農22%)で東大理三合格者が1名です。
因みに慶應の医学部にも1名合格しています。
進路については生徒本人の希望に任せているとのことで、一般受験にこだわってなくて指定校推薦・一般推薦・AOでも41名が合格しています。そのなかで慶應に合計14名います。

晴天とはいかなかったのですが、気持ちの良い日よりだったので知人と山下公園まで歩いて行き、ジョガーと海を見ながらの昼食を楽しみました。

 

 

 

 

 

 

(青山学院)横浜英和中学高等学校

久しぶりに晴れあがって気持ちのいい朝でした。三寒四温とはよく言ったもので3〜4日前真冬のような寒さが嘘のように気温も上がり4月中旬の穏やかさです。 一番喜んでいるのはサクラの木でしょうか。

そんな中午前中横浜地下鉄蒔田駅から歩いて7~8分のところにある横浜英和中学高等学校説明会に行ってきました。

横浜英和中学高等学校は2016年4月より青山学院大学の系属校となり校名も青山学院横浜英和中学高等学校に変わります。そして2018年度より共学校になります。

系属校とは、特定の大学との連携関係をもつ中等・高等教育を行う学校のことで、系属関係をもつ大学とは独立した別法人として運営されます。
また、大学と系属校とが合意した進学条件を満たすことで、優先的に入学が認められます。

校長先生のお話では7割の生徒が青山学院に進学できる学力をつけたいとのことでした。
今年度の入試について問題の量を増やしたり(算数)難度を上げた(国語)が平均点は例年と変わらず、よく勉強している生徒が集まったとのことでした。

神奈川県高校入試最終展望

午前中、神奈川県高校入試最終展望のセミナーに参加してきました。

神奈川県全体では中学3年生が614名増(2015年度比)に対して、県立高校(全日制)の定員増が450名、私立高校の定員増が400名と広き門にはなっています。

ただ、人気の高い高校とそうではない高校に分かれる傾向にあるので厳しいところは厳しくとの感じがあります。また、新制度になって来年で4年目ですので志望者数が3年前のところに戻りつつある高校が多いような感じもしています。

志望者数が増えても志望者の内申点や偏差値が下がっている高校やその逆の高校もあって、志望者が増えても一概に難しくなったとは言えなく、難易度は倍率だけでは測れないところがあります。種々のデーターを見比べての判断が必要になります。

中3生の面談では志望校に対してその辺の内容を詳しく説明させていただきます。

神奈川県高校入試説明会

今日は午前中に行われた“神奈川県高校入試説明会”出席してきました。
内容は大きく3点に分けられます。
① 平成27年度公立高校入試結果について
② 県立高校の改革案について
③ 私立高校入試の変更点について

①について
・全日制進学者計が10年振りに90%を超えた。神奈川県は全国でも最低レベルの高校進学率
なので少し改善された(2014年の高校進学率全国平均は約96%)。
・志願確定倍率が1.5倍以上の高倍率となった学校は、昨年の8校(6.2%)から12校(9.3%)と
増えて志願者がランクを落とすことなくいきたい学校を志願している。
・不合格者が5,819人と昨年より560人増えた(上位校で不合格者増)。
・中位校より上位校の倍率は上がって、下位校の倍率は下がった。
・来年、定員増になっている学校に中位校が多いのは、更に全日制への進学率を上げるため。

②について(期間はH28年度からH39年度)
・県立高校は現在の142校から20~30校程度削減する。
理由は生徒の減少と財政難により現在の6〜8クラス/1学年・1校を8~10クラスにするため。
これにより、卒業した学校がなくなる可能性があるので志望校選択には注意が必要。
・学力向上進学重点校の指定を10校程度にする。
指定にあたっての指標の一つに特色検査の実施がある。
・クリエイティブスクールを5校(現3校)に増やす。

 

相模女子大中等部・高等部

本日は相模女子大中等部・高等部の説明会に参加してきました。
説明会はスピーチコンテストに参加した2人の中3生の英語のスピーチから始まりました。

校長先生は相模女子大は4番目に古い学校であることを話されました。
ちなみに一番古い学校は設立当初から名前は変わっていますが、日本女子大で津田塾大、青山学院大の順だそうです。

中学入試が変わります。
①5回目の入試が2/3から2/4に変更
②定員を現実に即して160名から120名に変更
③適性検査試験の導入

適性検査試験の導入目的は受験者増にあるようです。算数が多めの問題で同じ駅にある公立の相模原中等教育学校を意識して作問してあるのでぜひリハーサルとして利用してほしいとのことでした。適性検査試験は一つで問題Ⅰ~Ⅳまでなので負担がなくリハーサルには手頃かもしれません。28年度用のサンプル問題もいただきました。

教科横断型で考えさせる問題によって現在の実力よりも地頭がよく伸びしろの大きい生徒を一人でも確保したいというところでしょうか。
高大の改革や公立の中高一貫校の大学実績により中学入試の問題にも地殻変動が起きるかもしれません。ただ作問は大変でしょうね。どの学校も若い先生でプロジェクトを組んで取り組まれているようです。

帰りに知り合いの教室長と一緒だったのですが、はやくもインフルエンザの生徒が出たと言っていました。今年もはやりそうですね。まずはうがいと手洗いの実践です。

急に冷え込みました

今日は午前中、日大藤沢高校の説明会に参加してきました。
来年から高1時に中学からの入学生だけの特進クラスを1クラス作るそうです。中学時に今よりも更に先取り学習を進めて国公立・難関私立を目的にするクラスになるようです。
ついていけない生徒に対しての対策のノウハウも十分に蓄積されたこともあるようです。

入試の成績基準に変更はありませんが、緩和条件に在学3年間の無遅刻・無欠席等が追加されました。
25年度卒業生の進学先ですが、日大44.1%他大学46.4%です。
日本大学との連携ですが、今までは隣の生物資源学部が多かったのが今後はほうがくぶ・商学部・経済学部との連携も強めていくとのことです。

午後には教室に立花学園高校と日々輝学園高校の先生の訪問がありました。
入試基準の変更点の説明やオープンスクールの日程の説明がありました。

今日は日中は天気は良かったのですが気温があまり上がらず寒かったですが、子供たちのなかには半袖短パンの生徒もいて元気いっぱいです。

TPPが5年越しにやっと合意しましたが、各国で順調に批准されるのでしょうか。
ノーベル医学生理学賞に大村教授が受賞されました。これに続いて8日の文学賞、9日の平和賞も受賞の声を聴きたいものです。