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神奈川大学附属中・高等学校説明会

今日の午前中は横浜線中山駅から歩いて15分程度のところにあります神奈川大学附属中・高等学校の説明会に参加してきました。

 

ICT・グローバル教育は他校と同様、またはそれ以上に進んでいますのでそれ以外でこの学校の特筆すべき3点です。

 

① 男女共学・共習
家庭科の料理だけでなく、体育の団体種目であるバスケなども男女混成チームで戦うそうです。当然男女差があるので、女性の得点が高いなどの特別ルールで行うそうです。

 

教室に戻って卒業生の女性講師に聞いてみると、男女でやって私は楽しかったと言っていました。

 

 

② 実学と教養のバランス
教養では芸術に力を入れているようで、一流のもの・より良いものに接することが必要とのことで海外でも一流のものに触れさせるとのことです。

 

③ 広大で自然豊かな敷地
首都圏では桐蔭学園、東京都私大に次ぐ3番目の敷地面積とのことです。上から見ると本当に杜の中に校舎がありました。

 

自然と芸術の価値はなかなか中高生には実感しづらいかもしれませんが、大人になってある時そういえばあの時、と思い出すことがある気がします。きっと有形無形の財産になることでしょう。

 

この学校も進学実績では、大学の入学定員の厳格化により厳しい結果でした。

麻布大附属高等学校 説明会

今日は午前中「麻布大付属高等学校」の説明会に参加してきました。

 

数年前は定員割れも続いていたのですが、2015年・2016年と定員の倍近くの入学者あり、2017年から併願基準をあげました。

 

今年は例年の歩留まり率より下がって入学者が減少しました。歩留まり率が下がった理由はわからないとのことでした。

 

高校の説明会は併願基準がはっきりする秋に行う学校が多いのですが、当校が5月に実施したのは2019年に立ち上げる新規事業の周知を早めに行うのが目的かと思われます。

 

 

新規事業ですが、特進・進学の2クラスからS特進クラスを増やすということと2020年の大学入試改革に対応する内容になっています。

 

 

トップ層の学力が他の層と開きがでてきたのと、保護者の求めるものに変化がでてきたので、それに対応するためにS特進クラスをつくるということでした。

 

定期試験改革として、
・年5回実施から年4回実施へ(授業時間の確保が主な理由)
・定期試験間の授業週数が均等になるよう調整
・50分試験から60分へ(大学入試の時間に対応)
・思考力・判断力・表現力を問う問題を必ず出題(全教科2017年から実施)
があげられていました。

 

説明会後大学の食堂で大学生に混じって昼食をいただきました。
麦ごはんでとても美味しかったです。

今日は案内書がたくさん届きました

今日は4校の中学・高校一貫校の説明会の案内書が届きました。時期とはいえ4校は珍しいです。

 

それと神奈川工科大学の先生が総合案内書と塾・予備校向け大学説明会のパンフをもって見えられました。

 

国の指導として、・定員厳守 ・高大接続改革 の2点が厳しいとのことです。

 

神奈川工科大学の特長として、留学生が多いことと日本全国から学生が集まる(神奈川3、東京と静岡が各1、他の5が全国各地)とのことでした。

 

工科大学なので目標を明確にもって入学する生徒が伸びるとのことでした。

 

神奈川学園説明会

今日の午前中は横浜駅西口にあります神奈川学園中学の説明会に参加してきました。

 

去年まで建設中でした入口右の創立100年の記念ホールが完成していました。

 

校長先生が変わりました。創立104年9代目で初めての女性校長ということで、初めに女性校長について世界と日本との比較を話されました。

 

2014年のデータですが、世界との中学校の女性教師・校長の比較です。

・   女性教師 女性校長
日本  39%   6%
世界  60%  40~60%

日本で女性校長の比率が低いということです。話を伺いながら、女子校の男の校長はいても、男子校の女性校長は聞いたことがないと思いました。

 

ここ1〜2年の難関大学進学実績が苦戦していますが、その理由として2点挙げられていました。

・大学の合格数の厳格化
・2020年対応が不十分

 

今年は受験生を数を減らしたということですが、交通の便もよく何のために学び続けるのかを常に考えさせ、安心して預けることができる学校との印象を受けたので、何故だろうと考えてしまいました。

 

何か、強烈な個性が必要ということでしょうか。

高校入試報告会

午前中、湘南台で行われた高校入試(速報)報告会に参加してきました。

 

まだ、データーが全部で揃っていないので各公立高校の最終的な状況はまだで、全体の概況報告になります。

 

卒業予定者が▼948名に対し募集人員が▼550名なので若干広き門になったのですが、合格者は▼723名とと募集人員減の数より多くなりました。

 

これは、
・人気校に偏った⇒実質倍率トップ10校の8校が昨年より倍率が高くなっています。
・定員割れの学校が増えた⇒18校が二次募集します。

 

学力検査では、全体的に記述問題が減った(5%)のに平均点が下がった。記号・選択問題に工夫がみられた。

記述問題は減ったが、思考力・判断力が問われる問題が増えた。

霜月です

11月になりました。今年も残り2ヵ月です。

 

午前中に中3受験生の保護者と面接を行いました。学校での三者面談の結果を伺って今後の勉強の方向を確認しました。

 

 

今月は何と言っても15日から始まる公立中学校の期末試験です。その成績でまず受験する私立高校を決めることになります。

 

併願の場合はほとんど内申点で決まるので今度の試験の結果が重要になってきます。
仮の内申が月末に出て、それをもとに12月初旬に学校で三者面談があってそこで私立の受験校を決めます。
期末試験まであと2週間です。

 

私立中の3年生は11月中旬から修学旅行があります。12月に修学旅行を行う学校もあり、その場合は11月末に期末試験を行います。

生徒にゆったりとした気持ちで修学旅行を経験させてあげたいという気持ちからでしょうね。

横浜隼人中学・高等学校説明会

午前中に横浜隼人中学・高校の説明会に参加してきました。

 

人気の学校です。

 

高校の1学年の生徒数は700名が基準となって定着してきているので、入試の基準値は変更しないとのことです。

 

普通科(特選、特進、進学コース)と国際語科の2つの学科があり、国際語科は3クラスあります。

 

中学入試では適性検査型入試の先駆者で今年の受験者数は神奈川県で最も多かったとのことです。

 

全校生徒数が多いので部活も運動部・文化部あわせて48あります。新校舎も2015年に完成し、路線バスの停留所も敷地内にあることも人気の一因になっているようです。

N高等学校説明会に参加してきました

午前中、新宿に『N高等学校』の説明会に参加してきました。

 

N高等学校とは、カドカワ(株)とニコニコ動画の(株)ドワンゴが2016年に4月開校した通信教育の高等学校です。

 

通信教育といいますと何らかの理由で全日制の高校に通うことができない生徒が通うというイメージがありますが、N高はそれにとどまってはいないようです。

 

不登校の生徒が横にはみ出したとすると、上にはみ出した生徒、つまり高校のカリキュラムや学習内容に対して意味を感じない生徒たちをも積極的に受け入れようとしているようです。

 

創始者の話で2つの目標として、
① ネットで学園生活を実現させる
② 人生を変えるような体験をさせる
をあげていましたがとても重みのある言葉として感じられました。

 

例えば①では毎日ネットを通じてのホームルームがあり、生徒も積極的に参加したくなるような仕掛けがあります。

 

②では地方自治体組んで日本各地で宿泊しながら学ぶ職業訓練があります。5日間で普通の高校生活では味わえない体験ができるようです。

例えば北海道稚内市での酪農体験、三重県紀宝町での船大工体験、山口県長門市でのイカ釣り漁業体験等です。
自治体と組んでいるので必要な費用は交通費だけだそうです。

 

最後に沖縄から奥平校長がネットで挨拶があり、「知識ではなく知恵と好奇心を育む教育活動、学歴よりも能力をつける、一律ではなく個別教育」と話してくれました。

 

個性を尊重する、個性を伸ばす教育と言われて久しいのですが、今の公(私)教育のシステムでは生徒全員の個性を伸ばすことには限界があるのではないかと漠然と思っていたのですが、N高にはその可能性を感じました。

 

能力がある生徒は大学に行くのを待たずして高校でその能力を伸ばす教育を、しかも現役のプロ中のプロに日本中どこででも受けることができるのは、とても可能性が広がっていく気がします。

 

卒業生が社会に出て各方面で活躍してこの学校が認知されると全日制高校とフラットな選択肢として考えられるようになるかもしれません。

 

ちなみにN高の“N”とは、NET,New、Next,Necessaryなど多くの意味を込めたそうです。

東京都市大等々力中学・高等学校説明会に参加してきました

今年で共学8年目です。

 

動かない生徒を動かすためのシステム(朝テスト、TQノート、自習室の完備等)やICTルーム、PC教室の新設など生徒が勉強する環境に置いてはトップレベルかと感じました。

 

詰め込める時期には詰め込める時期だけ詰め込むという考えは徹底しているようです。

 

ノーベル賞受賞者の白川教授のアジアにおいて日本人のノーベル賞受賞者が多いのは、日本人は高等教育を母国語で受けることができている(深い思考ができる)からであるとの新聞記事を引用されて、日本語の教育が重要であるのに、英語教育に偏りすぎているのではないかとの原田校長のお話は熱がこもっていました。

 

今年度から導入したAL(アクティブラーニング)型入試で8人の入学者を迎え、その生徒たちの成績を含めた状況のお話もありました。

 

また、来年度からは算数1教科入試を実施するそうです。
他の教科は6年かければ何とかなるが、算数(数学)だけは素質があるのではないかとの思いから始めるとのことでした。

 

高校入試では定員が40名ですが、東京都と神奈川県の地域のトップ校の併願で優秀な生徒が入ってくるので、続けていくとのことです。

今年は高校1年生全員にiPadを導入して来年は新高校1年生にと順次取り入れ、H31年4月には全員に取り入れるとのことです。

 

生徒はとても充実した学校生活を送っているようですが、詰め込む時期というのはいつの時期なのかということと、説明会前のDVDではあったようなのですが(終わりの方しか見ることができませんでした)説明は学業中心だったのが少し気になりました。

 

 

 

高木学園女子高等学校 説明会に参加してきました

東急東横線・JR横浜線『菊名』駅から徒歩7分のところにあります。来年で110周年を迎えます。創立者は高木君先生という日本人女性なのです。

 

普通科、商業科、情報科、家庭科の4つのコースがあります。

 

2つの勇気、
①変えることは大胆に変える
②変えてはならないことはきちんと守る
をもって2019年4月に改革を行なうとのことでした。
その基本的考えです。

 

①  新たな時代を生き抜くための教育
②  女性でも社会の様々な役割を担える学力・自律を鍛える教育
③  若いうちに様々な世界に触れる教育が必要

 

留学も大学では遅いと理事長(40代の女性)が話してくれました。

 

課題発見・問題解決能力を身につけるには・ステム力・高い教養と広い知識・グローバルに通用するコミュニケーション力が必要であり、そのために外部(企業人・大学教授等)の力を借りる(利用する)とのことです。

 

企業とのコラボも盛んにおこなっており、実際に製品化したものも多くあるようです。
海外に目を向けても先進国の恵まれ社会の人々だけでなく、セブ島の発展途上の社会も見せるといいます。

 

先生方のお話を伺って思ったことは、日本が高度成長だったころは社会に出てから身につければよかったものを、今は高校生・大学生で身につけることを要求されている、ということです。

 

それが子どもたちにとってどのような意味をもつのか分かりませんが、この学校の生徒は皆さんとてもいきいきとしていました。

 

2008年に建て替えた校舎はとてもきれいで、廊下が広く感じました。もうひとつ、この学校にはライフル射撃部があります。ライフル射撃部がある学校ははじめてです。理由を聞けばよかったと後で思いました。