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カテゴリー別アーカイブ: 新聞記事より

夏休みの「自由研究」について

遠い昔のことで小学校の時に宿題で「自由研究」があったかどうか忘れてしまいましたが、昔は自由研究は教科の一つだったということです。

1947年の学習指導要領で教科になり、小4~6年で週2~4時間ありましたが、1952年の学習指導要領で教科から姿を消しました。

自由研究がいつごろから夏休みの宿題に定着したのは定かではないということですが、現在でも全国的に行われているのでしょうか。

同じように、「民主主義」という教科も1947年から1952年の間で中学で「上」、高校で「下」と分かれてあったと記憶しています(もちろんリアルで習ってはいませんが、復刻版が出て読みました)。

自由研究が「探求」と名を変えて復活したのだとすれば、同じように今こそ「民主主義」という教科を名前を変えず『民主主義』という名で復活させてもらいたいものです。

教員試験

文科省は5月31日、教員採用試験の前倒しに関する協議会を開き、自治体に求める具体策を取りまとめました。

 

・1次試験の実施時期を6月16日よりできるだけ前倒しで、1~2ヵ月程度実施日が早くる。

・条件によって大学3年生も受験できるように求める。

・試験も1年に複数回行うよう提案する。

・今回の文科省の具体策を受けて、各地の教育委員会では、前倒しする受験日を揃える調整を行う。

 

教員試験の倍率が3倍を切ると質が下がると言われているのは、1人で複数の教員試験を受ける人が出るために実質倍率が下がるのも一因と言われていますが、受験日を統一すると第一志望者が集まることにことによっていい方向に向くといいのですが・・・。

 

 

中3を高3の英語力

今日は中間テスト2日目です。

 

文部科学省が2022年度の「英語教育実施状況調査」の結果を発表しました。

 

政府は2018年に、
・中3で「英検3級相当以上」
・高3で「英検準2級相当以上」
の生徒の割合を22年度中に50%以上を目標に掲げていました。

 

22年度の結果は、
・中3の英検3級相当以上が49.2%(2.2ポイントUP)
・高3の準2級相当以上が48.7%(2.6ポイントUP)
で目標には届きませんでした。

 

神奈川県の目標達成率です。
・中3生  47.0%
・高校生  55.8%

 

 

 

 

自転車の事故について

警察庁によると、自動車・二輪車・歩行者関連事故に比べ、全交通事故に占める自転車関連の事故の割合の増加が目立ちました。

 

2018年と22年の比較です、
・自転車 3.4%  ↑
・自動車 2.2 % ↓
・歩行者 1.0%  ↑

 

18~22年までの5年間で、自転車事故による小中高生の死傷者数を月別にわけると、4月から増え始め6月が最も多かったとのことです。
通学なので4月から乗り始め、慣れてきたところで油断して事故に遭う可能性があるとのことです。

 

今年の4月に改正道交法が施行され全年齢に自転車ヘルメット着用を義務付けられました。

 

警察庁によると、着用しない場合、事故時の死亡リスクが2.6倍に上がります。
18~22年までに自転車乗車中の事故で死亡した2005人のうち、主な損傷が頭部の人は1016人、このうち96.0%がヘルメットをかぶっていませんでした。

 

4月以降、ヘルメットをかぶって自転車に乗っている人を見かけるのはジョキング中にすれ違う(追い越される)ロードレーサに乗っている人だけの状況なのは以前とかわりません。

 

 

創造性の育成塾

新聞の記事からです。

 

日本の科学技術をリードし、世界に貢献できる人材を育てようと、理科好きの中学2年生を対象にトップレベルの研究者が授業をする夏合宿「創造性の育成塾」が受講生を募集しています。

 

・主催はNPO法人ネットジャーナリスト協会
・塾長は、五神真理化学研究所理事長
・今年で17回目
・7/30~8/3の4泊5日
・場所は東京大学本郷キャンパス
・定員は40名
・参加費、宿泊費は無料
・東京から101㌔以上離れている場合は主催者が交通費を負担

 

参加希望者は育成塾HP掲載の選考問題に取組み、応募用紙に解答や必要事項を手書きして提出する。

マンガ学科

全国の公立高校で初めて「マンガ学科」を設立した熊本県立高森高校(高森町)で18日、一期生として入学した40人の授業が始まりました。

 

学科は漫画家輩出を目指していて、プロの漫画家から直接指導が受けられるのが特色です。

 

週刊少年ジャンプの元編集長で、漫画出版社「コアミックス」(東京)の堀江信彦社長らが講師を務めます。

 

堀江社長は2020年12月に幼い頃に暮らした町内にコアミックスの第二本社を開設し、高森高は21年に協定を結び教育活動を進めてきました。

愛知県の「ラーケーションの日」

愛知県は、県内の公立小中高校と特別支援学級の児童、生徒が家族の休みに合わせて年3日まで平日に休める制度を2023年度に導入します。

事前に申請すると、校外での自主学習活動として扱われ、欠席とはしません。

制度の名称は、「ラーニング」と「バケーション」を組み合わせた「ラーケーションの日」とします。

受けられなかった授業は自習で補います。導入時期は2学期以降として市町村や学校が決めます。

80憶人

世界の人口は11月半ばに80憶人を越えました。

 

紀元前8000年ごろの世界人口は500万人です。
その頃というのは、
・中東では農業が始まり、
・ヨーロッパは石器時代、
・日本は縄文時代
です。

 

世界人口の推移です。
10億人突破・・・1800年ごろ
70億人突破・・・2011年
80億人突破・・・2022年

 

ここ10年ちょっとで10億人増えていますが、既に人口増加ペースは穏やかになっていて、国連によると2080年代に約104憶人でピークを迎え、その後は横ばいになるそうです。

 

 

クエタ・ロナ、ロント・クエクト

本日は午前中から授業があったのですが、生徒の体調不良で休校になりました。

 

午後からはHALLO(プログラミング教室)の体験授業と16時20分からの授業があります。

 

大きい数や小さい数を示す際、単位と合わせて使う接頭語「ギガ(10の9乗)、ナノ(10の∖乗)など」に、新たに4つが加わりました。

 

●クエタ・・・10の30乗
●ロナ・・・・10の27乗
●ロント・・・10のマイナス27乗
●クエクト・・10のマイナス30乗

 

追加は1991年以来31年ぶりで、フランスで開催された国際度量総会で承認されました。

 

デジタル化がすすんで大きい方ではメガとかギガ、小さい方ではナノを目にすることはありなんとなくイメージできますが、例えば、現在観測できる地球から宇宙の果てまでの距離138億光年は、メートルで換算するとおよそ10の26乗㍍で、ロナを使えば約0.1ロナ㍍と言われてもまったくピンときません。

 

 

英国の今年の言葉は?

米出版大手ハーパー・コリンズ(英語辞書コリンズを出版)の英国法人は1日、今年頻繁に使われた代表的な言葉として「パーマクライシス」を選んだと発表しました。

 

パーマ・クライシスとは、辞書に新しく加わった言葉で「長期間続く不安定な状態」と定義されました。

 

最終候補に残ったその他の言葉です。

・「ウォームバンク」:光熱費の高騰により自宅内を温められない人が訪れる暖房の効いた建物を指す

・「パーティゲート」:新型コロナウイルス流行下のパーティ解散問題を指す

・「クワイエット・クイッティング」:個人の時間を大事にするため契約以上の仕事をしないことを意味する

・「キャロリーン」:チャールズ英国王の関連であることを示す形容詞

・「スポーツウオッシング」:問題行動から注意をそらすためにスポーツイベントを開くという言葉

 

日本でいうと流行語大賞でしょうか。この言葉をみているだけでもイギリスの混迷度合いがわかるような気になってきます。

 

パーマ・クライシス覚えておいておきましょう。