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午前中、湘南台の文化センターで行われました高校入試(速報)報告会に参加してきました。
例年より参加者が大分少なかった感じがしました。
公立高校の募集人員41,280人に対して合格者が40,287人でした。
公立高校の不人気がすすみ、私立の推薦が増えました。
倍率が1.0以下の高校が48校(昨年39校)と激増しています。
学力検査についてですが、数学・理科・社会に是正が入ったのは予想されたのですが、国語が易しくなったのは意外ということです。
特色検査についても興味深い分析がありました。
ノーベル賞作家カミュの代表作である「ペスト」が売れているそうです。1947年の作品ですから73年前になります。
「ペスト」は持っていないので、横浜市の図書館のHPで調べたら予約が70人ほど入っていました。
ウイルスを扱った小説で思い出すのは、村上龍氏の「ヒユウガ・ウイルス」です。詳しいことは忘れましたが、信じ難い致死率のウイルスがアンダーグラウンドと呼ばれる架空の日本に出現するのであるが、そのウイルスに罹らないある経験を経てきた人達がいました。
その経験とはなにか。
とても印象に残る小説でした。
今回の新コロナウイルスでは発症しない人達がいて、その人たちに共通する何かがあるのではないか、そこからワクチンが出来ないものかとふと考えてしまいました。
横浜線の十日市場にある横浜市緑図書館に返却と予約本の受け取りに行きました。
図書館の一部(?)閉館が31日までに延期になっていました。1階の受付のスペースしかあいていなくて、その奥は高いパーティションで仕切られていたため異様な感じを受けました。
図書館は、感染拡大のリスクが高い条件
①密閉空間であること
②手の届く距離(1~2m)に多くの人
③近距離での会話や発生がある
のどれにも当てはまらないように思うので、入館時にマスクをつけて必ず消毒をする条件で開館しても問題ないと思うのですが。
正午前でしたが、帰りの駅で着物姿の女性を一人見ました。
大学の卒業式でしょうか。
ユネスコ(国連教育科学文化機関)の発表です。
4日現在、新型コロナウイルス感染拡大防止のために世界の国々で学校閉鎖措置を取っています。
●全国規模で学校閉鎖措置を取っている国
日本、イラン、イタリア、イラク、北朝鮮など13ヵ国・地域で2億9055万人
●国内の一部地域で閉鎖している国
韓国、フランス、ドイツ、パキスタンなど9ヵ国で1億8000万人
ユネスコは、学校閉鎖は一時的でも教育時間の減少や家族への不都合、親が子どもの世話に時間を割くための経済生産性が低下するなどの問題が生じるとして、遠隔教育の導入を勧めている、とあります。
上海の学校でのネット授業のニュースを見ましたが、日本の通信教育学校である‟N高”のシステムと同じようなライブ授業でした。
これを機にホームワークが進むだろうと誰かが言っていましたが、遠隔操作の導入も進むかもしれません。
十日市場にある横浜緑図書館に予約していた本を取りに行ったら3/2より当面の間(3/15予定)図書館サービスを一部に限定します、との案内がありました。
閲覧室は利用できなく、貸出は予約がないとできませんが、窓口返却、返却ポストは利用できます。
図書館の閲覧室を閉めることにどれだけの効果があるのか甚だ疑問ではありますが、図書館が閉まると自習する場所がなくなって困ると先日生徒が言っていたのを思い出しました。
公立高校の合格者の発表がありました。
3人とも無事第一志望校に合格です。みんな最後まで頑張りました。今日はゆっくりしてください。
昨日の首相の発表で、公私問わず小中学校は大わらわです。大和市の小中学校は3月2日(月)から3月24日(火)まで一斉の臨時休業です。卒業式は27日(金)の午前中が小学校で午後が中学校で行われるようです。
中学校は準備がいいですね。中学2年生が宿題と学校においてあった5教科の教材を抱えてやってきました。学校の先生方は大変だったと思います。
生徒によると、休みの間は家から出るなということで、先生方も見回りを行なうとのことです。公立中学は学年末試験が終わっていますが、私立は3月に入ってからなので予定通り行う学校と中止にする学校と分かれています。
公立は次に学校に行くのが25日ですのでほぼ1ヵ月間の休みになります。不用の外出は禁止ですので、その間家でどのように過ごすのでしょうか。スマホ依存症にならなければと願うばかりです。大人のいうことを守って過ごすことが本当にできるのでしょうか。
塾ですが、3月2日(月)~3月15日(日)の2週間は受験対策授業を除いて授業は行ないません。次の授業は16日(月)からの予定です。
ただ、教室は通常通り13:00~21:00で開いていますので、お問合せやご相談等の対応は行ないますので、ご遠慮なく連絡ください。
今日は午前中に相模大野のユニコムプラザさがみはらで行われました教材・教具展と高校入試報告会に参加してきました。
全員マスク必着で、ない人には無料配布も行っていました。
高校入試(速報)報告会では、学力検査の自己採点による5教科の平均点の予想がでていました。
5教科の予想平均点の合計では昨年より30点強あがっていました。
英語が昨年並みで、理科が下がって他の3教科が上がっています。
2019年の問題から予想された修正がありました。
公立高校の志願倍率が発表になりました。
近隣では、大和西が0.94の定員割れと麻溝台が1.32と高倍率だったのが予想外でした。
模試の業者から、倍率の上昇が業者の見込みを上回っている高校上位12校をお知らせが届きましたが、それに麻溝台も入っており合格最低点が10~20点上がると予想されています。
10:00~13:30まで湘南台文化センターで行われたました標記セミナーに参加してきました。
2020年2月の入試の注目点として数点の見通しが示されました。
■ 志願者数の方よりは小さくなるか?
→トップ校の倍率が若干下がって二番手校の倍率が上がるかもしれないが、下位校の低倍率や定員割れの改善は難しい。
■ 学力検査の難度・傾向は変わるか?
→教育委員会で指摘のあった3点①理科がやさしい②社会が難しい③数学の問題の偏り(誰でも解ける問題と誰も解けない問題が多い)が改善される可能性あり。
■ 特色検査は共通化2年目でどうなるか?
→答案がマークシートになってその見本が今年の形式を踏襲しているので大きな変更は考えにくい。
少し前の新聞記事になりますが、フランス上院で7月4日、義務教育を現在の6歳から3歳に引き下げる法案が賛成多数で可決され、成立しました。
今年の9月の新学期から実施されるとあるので、ちょうど今頃なのでしょうか、3歳児の新1年生が誕生します。
欧州連合(EU)内においても最も低い年齢で、ハンガリーに並び2カ国目になります。
マクロン政権は読み書きや数など基本的な知識を早くから身につけられるようにして不平等の解消につなげたい考えとあります。
特にフランス語能力を重視しているようです。
フランスではこれまでも3歳の大多数が幼稚園に通っており、義務化しても実際には大きな変化はないようです。
7月4日に開かれた先進7ヵ国(G7)教育相会合でも子どもの早期教育が議論され、採択された共同宣言では「国際的な研究によれば、子どもの早期教育と後年の成績や学習意欲の間に相関関係がある」と指摘しています。
日本でも幼稚園にいった子に対して、保育園の子はちょっと落ちて、どっちも行っていない子は大幅に低かったとのデータがあるのを読んだことがあります。
小学校1年で1クラス30人以上を受け持つので、そこですでについている差を埋めていくのはすごく難しく、最初にレベルがそろっていることが教師にとって非常に大事だということです。
日本ではそのような方向に向かわないのは、“子どもは親の持ち物”という考えが強く、就学前の教育は親の責任ということなのでしょうか。
フランスでは中高生に‟哲学”の時間を多く持たせるということを聞いたことがありますが、その下地をさらに強化するということなのですね。
日本の国語教育の方向性が心配になってきました。