朝日中高生新聞からです。
WHO(世界保健機関)は世界の12~35歳のうち、11億人が将来、難聴になる恐れがある-。という集計結果を発表しました。
要因として、若者の「音楽を聞く」環境の変化です。
オーディオ機器の使用で、およそ半数が安全といえない大きさの音にさらされているとして、
・大音量で満たされるナイトクラブやスポーツイベント
・イヤホンやヘッドホンを使った音楽鑑賞
を指摘しています。
耳鼻咽喉科の専門医によると、音楽鑑賞が原因で起きる難聴の患者は近年、増えているそうです。「症状がでて1~2週間で治療ができなくなる場合が多い」と話します。
治療のポイントです。
・耳に痛みを感じる音量は絶対に避けること
・イヤホーンやヘッドホーンで1時間聞いたら5~10分耳を休めること
・ライブ会場など大音量にさらされる場所に行くときは、100円ショップの耳栓で軽くフタをする
以前に電車に乗っていて、降りる人が何か落し物をしてそれに気が付いた人が電車の中から声をかけたのですがイヤホーンをしていたために気がつかず行ってしまった、ということがありました。
当事者ではなかったのですが、少し腹立たしい思いがしました。
街中を歩く時は外すのが礼儀、というのはやはり言い過ぎでしょうね。