文部科学省が4日公立の小中高校での英語教育の状況について調査した結果を発表しました。
http://www.mext.go.jp/a_menu/kokusai/gaikokugo/1358566.htm
◎生徒の状況
○高校3年生⇒で英検準2級以上取得者+準2級相当の英語力を有すると思われる生徒の割合
年度 平成23年 平成24年 平成25年 平成26年
割合 29.3% 30.4% 31.0% 31.9%
*政府は第2期教育振興基本計画(平成29年度まで)で準2級程度以上達成目標を50%としていますが、このペースでは厳しいでしょうか。
○中学3年生⇒英検3級以上取得者+3級相当の英語力を有すると思われる生徒の割合
年度 平成24年 平成25年 平成26年
割合 31.2% 32.2% 34.7%
*平成29年どまでの英検3級相当取得者の目標は50%です。
◎教師の状況
○高等学校教員⇒英検準1級相当以上取得者の割合
年度 平成23年 平成23年 平成24年 平成25年 平成26年
割合 48.9% 52.8% 52.3% 52.7% 55.4%
*平成29年までの目標は75%です。
英語担当教員の英語使用状況ですが、「発話をおおむね英語で行っている」+「発話の半分以上を英語で行っている」を合わせた割合は英語の科目にもよるのですが、33%~48%というところです。
○中学校教員⇒英検準1級相当以上取得者の割合
年度 平成20年・・・・・・・・・・・・・ 平成24年 平成25年 平成26年
割合 24.2% 27.7% 27.9% 28.8%
*平成29年までの目標は50%です。こうして比較すると中学校と高校の英語の先生の差はあるのですね。