月別アーカイブ: 2017年4月
今日は本当に春らしいすばらしい青空が空一面に広がっています。
日曜日ですが、朝9時から教室をあけて振替授業を行なっています。最近の生徒は平日が部活等で多忙なため、土日の午前中とか最後のコマになってしまいます。
1日の寒暖の差が一番大きい季節は春のこの時期だそうです。地域で言うと内陸の県で長野県や山形県等で差は12度ぐらいですが、最大では20度以上になることもあるそうです。
横浜や東京は海に面しているので7~8度で寒暖の差が小さいほうです。海風・陸風のの影響でしょうか。
ここ大和市のGW中の予想最高気温と最低気温を調べてみました。
気温 最低気温 最高気温 差
1日 14° 24° 10°
2日 14° 21° 7°
3日 13° 22° 9°
4日 14° 23° 9°
5日 15° 23° 8°
6日 16° 24° 8°
となっており。天候に恵まれた穏やかな日々が続きそうです。
昨日の朝日新聞の記事からです。
東急田園都市線の全駅を絵画や切り絵にした作品展「27車窓物語」が28日、青葉区の東急百貨店たまプラーザ店ではじまるそうです。
若手を中心とした27人の作家が27駅を担当し、油絵、パステル、アクリル、日本画など、多彩な手法で仕上げています。
中央林間駅は大和市出身の井上雅未花さん(26)が担当し、市の鳥であるオナガのヒナをテンペラで描き。金箔で飾った作品です。
また、つきみ野駅は奥寺正美さん(35)が「月見草」を題し、開花からの変化を描いた作品です。
展示会は、東急グループが主催する「トレインパーク」の行事の一つで5月5日までです。
ぜひ、見に行ってみたいですね。
昨日の春期都大会決勝は共に春の選抜に出場した日大三高の早実の間で行われました。
結果は延長12回で早実が18―17でサヨナラ勝ちしました。
試合は「清宮人気」で混雑を予想した東京都野球連盟が、午後6時から神宮球場で異例のナイターで行なわれました。
このナイターで日大三高のY君が野球部ではない(テニス部)のに応援に駆り出されて授業が振替になってしまいました。
憶測ですが、早実の相手がいつも好試合をしている日大三高でなかったら異例のナイター試合にはなってなかったのではないかと思っています。
恐るべし清宮人気、恐るべし日大三高対早実の因縁(?)試合です。
“問題を解きなさい”という言葉は小学生のときから先生に言われますが、“解く”という意味の説明があるのは中学1年生の方程式の単元だと思います。
小学生は、問題を解く=答えをだす という認識ですが、“方程式を解く”というのは“方程式を成り立たせる値(つまり解)”を求めることをいいます。
では、問題はどのようにして解くのでしょうか。
問題を解く手順を学校で教えてもらってという生徒はほとんどいない、と思います。
いろいろ説があると思いますが、基本の形としては以下のようなものではないでしょうか。
A段階
①問題文を読む
②情報を整理する
③解き方を組み立てる
④式で表す
B段階
⑤計算する
C段階
⑥確認する
⑦答えを書く
A段階が最も重要ですね。解ける生徒は単に①→④と進むのではなく常に①に戻ることを繰り返します。そしてこのステップに最も時間をかけます。特に③ですね。場合によっては一晩寝かしたりもします。
あと重要なのは⑥の確認するですね。せっかく考え方があっていても、求めよとは違う答えを書いた答案は嫌というほど目にしています。
逆に解けない生徒は、問題文を読まない(読めない)、問題文を自己流に解釈して解きます。問題を解くための情報はすべて問題文に隠されているので、行き詰ったら問題文に戻ればいいのですが、そこで終わってしまうか自己流のかってな解釈で解くかです。
この数字はどこから来たと聞くと、なんとなくそう思ったとの答えが返ってきます。
問題を解くには「思考力」と「試行力」が必要です。
昨日、いつも使用している宅配業者の営業の人が来られて5月からの値上げについての説明を受けました。値上げ幅が新聞で報道されている個人対象よりも少なかったので一安心でしました。
新聞によるとヤマトの値上げは9月からあったので、来月からとは早いとは思いましたが。
以前にいつも配達してくる人と話をしたら、仕事量全体は変わらないが、アルバイトのおっちゃんに休みを取らせなければならないのでその分仕事が増えて、全部配り終わるのは夜遅くなってしまいます、と言っていました。
ヤマトが女性と二人で配達してくれるようになったのはいつ頃からでしょうか。佐川急便はじめ他の業者は一人で配っていますよね。
ヤマトの配達員の方がパンかおにぎりか忘れましたが、口にくわえながら走り回っているのを中央林間駅近くで見かけたことがあり、食事時間も満足に取れないんだと思ったことがあります。まだこれほど話題になる前のことですが。
アマゾンで新刊書の送料が無料なのは大変ありがたいのですが、どう考えても無理がある話なのですこし心苦しく思っていました。
有料になれば注文は町の本屋さんにするつもりです。昔は2~3週間かかっていたのですが、今は1週間かからないで届きますので。手間はかかりますが。
東大・ベネッセ共同研究プロジェクトが「子どもの生活と学びに関する親子調査2016」の結果を発表しました。
調査は、全国の小1~高3の子ども約16,000人とその保護者が対象で、方法は郵送かインターネットの選択で行われました。
調査の主な結果です。
1.中2生と高1生は1年前よりも学習時間を減らす生徒が5~6割いる
・学習時間の平均は、小1生から中1生までに堅調に増加するものも、中1生から中2生(約96分)で8分、中3生から高1生で約31分減少する。
小学1年 41分 (保護者が回答)
小学2年 50分 ( 〃 )
小学3年 56分 ( 〃 )
小学4年 71分
小学5年 82分
小学6年 92分
中学1年 104分
中学2年 96分 -8分
中学3年 125分
高校1年 94分 -31分
高校2年 93分
高校3年 171分
高校生は勉強しませんね。
何のために高校に進学するのか、現状ではほかに限られた道しか残されていないので仕方のないところかもしれません。
勉強がしたくなった時に何歳からでも戻って来ることができるシステムになるのが一番いいと思うのですが、現状ではその方向には向いているとはいえません。
2.勉強が「嫌い」は中2で初めて半数を超え、約6割に
小学1年 21.2% (保護者が回答)
小学2年 32.1% ( 〃 )
小学3年 35.9% ( 〃 )
小学4年 26.7%
小学5年 32.1%
小学6年 31.3%
中学1年 45.5%
中学2年 57.3%
中学3年 56.3%
高校1年 61.3%
高校2年 61.2%
高校3年 56.5%
調査は同じ生徒・保護者を対象に2年かけて行っています。
小3→小4で嫌いな割合が減っているのは意外です。抽象的な内容が増えていく学年なので逆に増加してもおかしくないのですが。
中1で14%増えるのは小学校と比べて量は増え質も上がるので予想される結果ですが、中2で12%増えているのはその流れでしょうか。
勉強が嫌いになる割合に比べて少ないですが、勉強が好きになった生徒も各学年で少なからずおります。その理由や取り組み方の興味深いデータもあります。それにつきましては別の日に書きます。この項続きます。
4月から東急の2階以上の店舗が長期の改装に入って3階の文教堂もしまってしまいました。文教堂は駅ビルのエトモの2階にもあるのですが、そこには参考書や問題集がおいてありません。
問題集とかはいつも東急の文教堂に買いに行っていたので、エトモの文教堂に教材がおいていないことに昨日初めて気づきました。
これってかなり深刻な問題なのです。
つきみ野の駅周辺にも大きい本屋さんは見当たりませんし、中央林間近辺の皆さんはどうされるのでしょうか。
朝日中高生新聞のトップ記事は世界初の月面探査レースに参加する“銀色に輝く月面探査車「ソラト」”についてです。
月面探査レースは米グーグルの主催で、今年中にロケットを打ち上げ、月面で探査車を500㍍以上移動させ、高解像度の動画と静止画を最初に地球に送信したチームに賞金約22億円が贈られます。
参加チームですが、今年の1月16チームから日本、米国、イスラエル、インド、国際チームの5チームに絞られました。
日本チーム“ハクト”が制作したローバー「ソラト」は7月まで最終試験を行い、8月にインドに運ばれ12月28日に打ち上げ予定のインドチームのロケットに相乗りします。
このレースのねらいですが、
① 技術開発を進める・・・月に継続的にいくことが出来れば新しい産業が生まれる。
② 月の資源を利用する・・・月にある6億トンの水を電気分解して水素と酸素をとりだし利用する。
とあります。
米国のアポロ11号が人類初の月面着陸を行ったのは1969年です。よく覚えています。アームストロング船長の「人間の小さな一歩だが、人類にとって大いなる飛躍だ」も記憶にあります。
当時はすぐにでも月への旅行ができるようになるのかと思っていましたが、それから半世紀もたつのですね。
市立南高校附属中学が公立中高一貫校が開講して2012年度から取り入れた英語教育における先進的な取り組み、通称「5ラウンド方式」です。
5ラウンド方式とは、1冊の教科書を1年間に5回繰り返し、段階的に制度をあげていくスパイラル学習です。
1周目:CDで繰り返し音声を聞き、聞き取ったストーリーに合わせてピクチャーカードを並び換え、音声のみで教科書の内容を理解する。その際、単語や文法などはほとんど解説しない。
2周目:音声を聞きながら教科書の英文を追い、音と文字を一致させる。
3周目:これまで耳からインプットしてきたことを音に出す音読。CDの音声をまねて、発音やイントネーションにも気を付ける。さらに、読み取ったことを書く、ライティングにも取り組む。
4周目:聞き取った音声をもとに、教科書の英文に設けられた空欄を埋めていく「穴あきリーディング」に取り組む。
5周目:教科書のストーリーを自分の言葉で伝える「Retelling(自分の言葉でわかりやく繰り返す)」を行い、ノートに書くライティングに取り組む。
授業のスピードは速く、回を追うごとに精度を高めていき、量から質へ、「内容を理解する」インプットから「自分の言葉で表現する」アウトプットへと徐々にステップアップしていく。
新出の単語などを黒板に書きだすこともあるが、発音を中心に簡単に説明するにとどまり、文法についてはほとんど説明しないが、躓きやすいポイントについては1周目や2週目であっても文法の説明を補う。
最初から質、つまり制度を求めず、初めは音声中心でおおまかな意味理解が出来ることを目標とする。文字は正確さを伴うため、初めから書かせると苦手意識がうまれやすくなり、意欲がさがるので音声を繰り返し聞いて内容を理解するところからはじめ、段階的に制度をあげ、スピーキング、ライティングでの発信できる力をつけていく。
結果ですが、中3卒業時点で学年の85%以上が英検準2級以上を取得しています。
その教育効果の高さを理解した熊谷市(埼玉県)は、平成28年から市内の全ての公立中学校で導入に踏み切っています。
横浜市では、平成29年度に向けた「英語教育協力研究校」を2校設置しモデル校として2校が選ばれています。
最初は音声だけで取り組み、徐々に精度を上げていく方法は生徒にとってはとても取り組みやすいように思われます。最初から精度を求められると嫌になってしまうのも当然かもしれません。
一般の公立中学校での取り組みがとても注目です。先生方の熱意や生徒の学力差を乗り越えてぜひ成功させてもらいたいものです。
このところ、毎日のように私立中学・高校の説明会の案内状が届きます。時間が許す限り出席したいのですが、今年は少し厳選して出席させていただこうと思っています。
校長先生のお話が伺えるのが一番の目的ですが、各学校のアクティブラーニングに対する考え方や取り組み具合を確認するのも楽しみです。
今年は秋になったらあまり参加していなかった公立高校の説明会にも足を運んでみようかと考えています。