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月別アーカイブ: 2017年5月

ブルーマンデーと「黄金の90分」

昨日はちゃんと寝たのになんか眠たいんだよね、という生徒の声をよく聞きますし、自分の経験からも同じことを感じることがあります。

 

実は睡眠の質を決めるのは、「黄金の90分」と呼ばれる【睡眠】はじめの90分の眠りにあったのですね。
知りませんでした。
詳細はこちらです。

http://eiji-maru.com/golden90/

 

では、どうすれば最初の90分を深く眠ることができるのかですが、

 

・就寝90分前の入浴
・就寝直前の場合はシャワーか足湯
・湯治をするなら「炭酸泉」
・部屋の気温と湿度を調整する
・そば殻枕で頭を冷やす

 

とあります。
これらの方法は、いずれも深部体温(体の中心部の体温)を効率的に下げることを目的としています。その他に決まった時間に寝るということも重要とあります。

 

温泉に行くと疲れが取れるというのはこれらの諸条件を満たしているからでしょうか。

 

今日は、連休明けの月曜日です。生徒諸君は深い90分の睡眠をとって気持ちよく学校に行くことができたでしょうか。

“やればできるのに”ではなく、“やらなければできない”

自分も昔、あんたはやればできるのだからと言われたことがありました。

 

でも、もしやって出来なかったらどうしようと考えてやらなかったことがありました。

自分はやればできるのだからとごまかしていました。

 

問題は出来るか出来ないかではなく、やるかやらないかです。

 

やっても出来ないことは多々あります。出来ないことの方が多いかもしれません。

たとえできなかったとしてもよく頑張ったねと褒めてあげればいいのです。そして、もう一度やってみようと背中を押してあげればいいのです。

 

でもやらなければ絶対にできません。出来た出来なかったよりも“やる”ということが重要なのです。

 

“やればできるのに”は禁句です。

スタートはすでに切られている

昨日の夕方からU君が自習に来ました。

彼は前回の試験の時にスタートが遅れて直前になっても終わらないという状況で試験を受けて不満足な結果に終わりました。

 

その反省を踏まえて早めに取りかかろうという気持ちに駆られたようです。
すでにスタートは切られているのです。

 

本日は午前中は振替授業で、午後は通常の授業と1日授業が続きます。

 

なかなかこの休み中に進めようとしていた仕事が思ったようにはかどりません。

 

夜になっても気温が下がらず蒸し暑いので今年初めて冷房を入れました。

こどもの日 私立中学生はぼやく

今日は子どもの日、天気も良く近くの河原ではいろいろな催しものが行われ多くの親子連れでにぎわっていました。

 

ボートやカヌー、いろいろな食べ物屋さん、消防車の体験コーナーもあり子供たちが消防服を体験していました。

また、牛丼屋さんの前ではうな丼がコンビニの前では焼き鳥がコーナーをつくって売られていました。

 

新聞には東京都内で「遊戯道路」の見直し、再活用を探る動きが出てきたとあります。

「遊戯道路」とは、子どもの遊びを目的に曜日や時間を決めて、車を通行止めにできるようにした道路です。1969年に制度化され東京都では1981年にピークの1,864ヵ所、その後年々減少し、この35年ほどで千カ所以上が消えて、841カ所になっています。

 

減少した理由は、公園の整備が進み必要なくなったことと、通行止め看板を管理する住民の高齢化も一因とあります。

 

横浜に住んで長いのですが、「通学道路」は見たことはありますが、「遊戯道路」はみたことがありません。

 

首都圏では遊戯道路は埼玉、茨城にも各15カ所残るが、栃木、群馬、千葉、神奈川では残存数が確認できなかったそうです。

 

こんな日は子どもたちの歓声を聞きながらゆっくりとした時間の流れを感じていたいものですが、現実に引き戻す米軍機の爆音が聞こえてきました。米軍機の爆音はこのビルに突っ込んで来るのではと身の危険を感じるほどの切迫感をもって聞こえてきます。

 

世間ではGWはあと2日続きますが、私立の生徒は土曜日も学校があるので明日から授業がはじまります。午後自習に来ていたⅰ君が「明日から学校だよ」とぼやいていました。

サイコロをきちんと振れない子どもたちが増えている

アナログなゲームに縁の深いアイテムにサイコロがありますが、今、保育や教育の現場でこのサイコロを振れない子どもたちが増えているそうです。

 

サイコロを「振る」と一口に言いますが、暗黙のルールがあります。
① 適当な回転数転がす
② テーブルから落ちたらもう一度振りなおす(テーブル上にとめる)
の2つです。

 

確かに小さい子どもにとっては難しいことかもしれませんが、今の子どもたちは、こうした力加減を学ぶ場が非常に少なく、思い切り投げてしまう姿が見られるとのことです。

 

2~3年前に教室のお別れ会で小・中学生とボードゲーム・カードゲーム大会をやった時に、サイコロを手からぽとっと落としてしまい転がせなかった子やテーブルから落としてしまう子がいました。

 

トランプの種類や枚数を知らない子もいて、家でボードゲームやカードゲームをやったことがないのだろうかと思いました。

 

ボードゲームやカードゲームから実に多くのことを学んだ身としては寂しく、もったいない気がしました。相手の手や気持ちを読んで戦略を考える、独自の記憶法をあみ出すなど、学習面やその後の人生でもきっと役にたってきた(?)はずです。

 

殴り合いの手加減を学ぶことは必要ないと思いますが、何事にもさじ加減が大事なので、それをどこで学ぶかはとても重要なことだと思います。

 

日本国憲法は実は非常に短い そうです

新聞の論評からですが、日本国憲法は外国の憲法に比べると非常に短いそうです。

 

各国憲法を英訳した単語数を比較すると、日本国憲法はインド憲法の1/29、ドイツ基本法の1/5に満たず、世界平均の1/4以下なのだそうです。

 

短い理由ですが、
① 他国の憲法には環境権など新しい権利を記している
② 日本国憲法の条文に具体的規定が少ない
とあります。

 

他国の憲法では、選挙や地方自治の制度などを具体的に書いてあることが多いが、日本国憲法では「法律でこれを定める」と書いてあるだけです。「法律でこれを定める」と書いてある条文は10カ所あるそうです。

改憲しなくても法律を変えるだけで事足りたのですね。

 

もう1点、議会での改正手続きを持つ憲法のうち、2/3の賛成を必要をするものは78%だそうで、日本国憲法が特段に改正が難しい訳ではないようです。

 

毎年思うのですが、「護憲」か「改憲」のアンケートは本当にやめてほしい。例えは護憲派も非武装中立を明記するとなれば改憲派になるかもしれないし、改憲派も専守防衛を削除するとなればじゃ変えない方がいいと護憲派になるかもしれないからです。

 

憲法のどこをどのように変えるのかを明記した内容でアンケートをとらないと、正確だとは言えないと思います。

 

現在、衆議院の憲法審査会での議論の状況ですが、今国会で議論したか、議論することで各党が合意したテーマです。

① 参政権の保証・・・一票の格差、投票率低下、緊急事態における国会議員の任期の特例など
② 地方自治のあるべき姿
③ 新しい人権・・・環境権、プライバシー権、知る権利、教育無償化など
④ 天皇制

大和市近隣の公立中学校の部活動について

先日、公立中学校に通っている生徒の保護者から部活の話を伺うことがありました。

 

そのなかで2点気にかかることがありました。

ひとつは学校の部活に対しての関わり方です。新入生の保護者に対する全体の説明のなかで学校側から部活は学校の施設を使っているが時間外のことであるので任せている旨の説明があったそうです。学校が100%管理しているものだと思っていたのですが、そうではないのですね。

 

もし、トラブルがあった場合が学校はどう対処するのでしょうか。

 

もう一つは、内申点に対する影響です。部活の顧問に対して不平や不満を言うことは部内での雰囲気が悪くなることや内申点に影響するので生徒のみならず保護者も憚られるということです。

 

顧問は必ずしもそんなふうには考えていないかもしれませんが生徒もそう思い、保護者は生徒にやめてくれと止められるようです。

 

数年前に生徒と顧問(コーチ)とのトラブルで生徒がボイコットした部活がありましたが、公立中学校における部活とはどうあるべきか基本に立ちかって考えるべきかもしれません。

発見のチャンスは準備のできた者だけに微笑む

教室の前の電光掲示板に表示してある“5月の言葉”です。

 

フランスの学者ルイ・パスツールの言葉です。日々やらなければいけないいろいろなことをちゃんとやっていればチャンスは訪れるということでしょうか。

 

チャンスは訪れたとしてもものにできるかどうかはまた別なのでしょうね。

少なくともチャンスが訪れるように日々精進しなければと思います。

 

朝は青空が広がってとても気持ちがよく、大勢の保育園児の散歩が見られましたが、昼近くなると一転、空一面を雲が多い雷が鳴り響き雨が降ってきました。4時過ぎから授業が始まるので、それまでには上がってもらいたいものです。