月別アーカイブ: 2017年8月
中学3年生の国語の題材に萱野稔人さんの「国家権力とはなにか」という評論がありました。
その中で、ドイツの社会学者マックス・ウェーバーによる「権力」の定義があり、それによると「権力」とは、或る社会的関係の内部で抵抗を排してまでにこの意志を貫徹するすべて可能性を意味する、とあります。
つまり権力とは、たとえ相手がイヤだと思ってもこちら側のいうことに従わせることができる可能性のことであります。
国家権力の源泉は暴力の行使にある、という内容はとても興味深かったのですが、今日の本題ではないのでおいておきます。
明日は9月1日で夏休みが終わり、子どもの自殺が多くなる日だそうです。
嫌なら行かなければいいのにと思うのは大人の勝手な考えだということはわかります。
でも、子どもを学校に行かせようとする“権力の源泉”とはいったい何だろうかと考えてしまいました。
「逃げ場所がないならいらっしゃい」という動物園や図書館の呼びかけはとても有効なものだと思います。その呼びかけが必要とする子どもに届くことを願わずにはいられません。
今年の全国学力テストで初めて中学の部活動の時間を質問し、平均正答率との関係を集計した。
結果は、部活が1時間以上2時間未満の生徒の正答率が国語・数学のA・B問題の全てで最も高いという結果がでた。逆に最も低い正答率は「全くしない」。
国公私立の中学生の月~金曜のⅠ日当たりの運動部・文化部の活動時間と正答率の関係は、
● 部活の時間 正答率順位
・2時間以上3時間未満 43.3% ②
・1時間以上2時間未満 29.0% ①
・全くしない 11.7% ⑥
・3時間以上 11.4% ⑤
・30分以上1時間未満 3.4% ③
・30分未満 1.0% ④
毎日3時間以上部活をしたあと勉強する気力も体力も失せるというのは無理からぬことです。
また、部活を全くしない生徒のなかには不登校や学業に馴染めない生徒も含まれていると思うので正答率も低くなるのかと想像できます。
練習時間が長くて休みがないので入らなかったり、そこそこ楽しめる部活に移ったりという話は聞きます。また、顧問やコーチとの意見の違いでその学年全員が反発して練習に参加しなかったとの話もありました。
結果至上主義ではなく心身そこそこ楽しめて勉強時間の妨げにもならない部活を目指せないのでしょうか。
生徒達は部活に何を求めているのかを大人たちは真剣に考える必要があるのではと思います。
公立の小学校・中学校は今日から2学期がはじまります。
今日は始業式だけでなく、授業も2時間行う学校もありますが、午前中で終わりで給食はありません。
授業時間を確保するのに大変さが伺えます。
学校で決められるのはどこまでなのでしょうか。
明日まで午前授業で給食はなく、明後日から本格的に授業がはじまります。
今日は朝から模擬試験です。
模試の後、数学の解説をおこないその後に国語の授業を行ないました。
試験時間は中2が40分、中3が50分ですがあっという間に過ぎてしまいます。
19時30分に終わりましたが、昼寝をする時間が無かったので疲れました。
答案を明日宅急便で送る準備をして、今日は早めに帰るとします。
“暑中お見舞い”の言葉が飛び交わないうちに“残暑見舞い”の時期になっていました。
今日から二学期制(前期・後期)の相模原中等教育、明日からは桐光学園の授業がはじまりまり、9月に入るとすぐ期末試験があります。
前期の終業式が10月の前後にありそこから1週間ほどの秋休みになります。
3学期制の公立中学は来週の28日から2学期が始まりますが、私立は9月1日からの学校が多く、しっかりと9月4日に実力テスト(模試)の日程が組まれています。
いよいよ、学校がはじまります。
今日は中学校の登校日で、宿題の提出日です。
昨日は夜遅くまで、というより今日の朝方まで頑張って完成させた生徒がたくさんいたことと思います。
最後まで残る宿題は、新聞つくりや読書感想文などの書く宿題です。普段はあまりやらない作業なのでどうしても後回しになる生徒が多いようです。
書くという作業は読む、考えをまとめる、表現するという総合的な力を必要としますので、時間もかかりますし作業自体も質が濃いものになります。
学校見学に行くといろいろなテーマでまとめたものがよく掲示されています。まとめて書いて発表するという機会はこれからどんどん増えてくるように思います。
小学生に聞いたら登校日はなくて寺子屋の日があるとのことでした。生徒が学校に行って宿題をやる日だそうです。Y君は行かなかったと言っていました。
2ヵ月に毎に発行しています『やる気スイッチマガジン』のVol.126号の表紙は女優の土屋太鳳さんです。
土屋太鳳さんのインタビュー記事が載っています。
~今の仕事を目指したきっかけは?~
小4の時に「劇の会」があって全然興味がなく、回ってきたのが酔っ払いの役でなんとなくヨロヨロしているだけではつまらな-と思ってペットボトルを徳利にしたり、頭にネクタイをして歌ったりしたのが大好評で観客のみんなが楽しんでいる様子に、舞台と観客とのコミュニケーションの楽しさを知り、演じる魅力に目覚めたきっかけだったと思います。
~読者へのメッセージをお願いします~
どんな経験がどんな将来に繋がっているか誰も解らないけど、言えるのは無駄な努力なんて絶対にないということ。だから学生時代は学生にしかできないことを思いっきりやってほしいです。
やりたいものがない、自分が何に向いているか解らないと子どもたちは悩んでいます。でも、そんなこと誰にもわからないのです。そして、何もしないで待っていてもいつか目覚めるということはありません。
何事にも全力で取り組むこと、その中から何かが生まれてくるのです。ただがむしゃらに取り組むことで何かが生まれてくる、そしてそれを育てていけばいいのだということを太鳳さんは話してくれているように思います。
≪お子さまの“やる気”を引き出す、親子のコミュニケーションとは?≫をテーマに講演会を行います。
やる気スイッチグループが試行錯誤を繰り返し研究してきました『やる気スイッチの入れ方』のコツをお伝えいたします。
日時
10.14(土)10:00~11:30
開場
町田市文化交流センタ6F
詳細のお問い合わせ、お申込みにつきましては当教室(046-271-5122)までお問い合わせください。
*通塾していない方もご参加いただけます。
外のパンフレットスタンドを片付けようと一階に降りて外に出ようとしましたが、思わず足踏みをしてしまいました。
1階の美容院はもう閉まっていたので、そこの前で男の人が「いやー、すごいねー、こんなの初めてだね。」と言って雨宿りをしていました。
4~5分男の人と話をして雨の様子を見守っていましたが、弱くなりそうもないので意を決してパンフレットスタンドを取り込みました。往復で20歩に満たない距離なのにズボンはびしょ濡れになりました。
風はそれほど強くないのですが、傘は上半身に役に立っても下半身にはほとんど役に立たないほどの縦なぐり(?)の強い雨です。
男の人は「あきらめた」といって雨中に飛び出して行きました。
幸い、生徒が来る・帰る時間帯には雨はほとんどあがっていたので、影響はありませんでした。
お盆期間中にアメリカのダラスに行っていたN君が帰ってきました。一昨日帰国したそうでまだ時差ボケが残っていると言っていました。
ダラスといえばケネディ大統領暗殺事件があったところです。現場にはいまでも☓印がついていて、それを見てきたといっていました。
暗殺事件は1963年11月23日におきました。
その映像はリアルタイムかどうか定かではないのですが何回も何回も見た記憶があり、いまでも思い出すことができます。
本来、事件の資料は関係者の生存者がいなくなる75年後の2039年に公表される予定でしたが、1991年に公開されたオリバー・ストーン監督の映画『JFK』の影響で1992年に特例法が制定されその25年後の2017年、つまり今年の10月26日に公開されることが決まっています。
公開が予定されているのは約3000ページの国家機密資料で、フーバーFBI長官やケネディ夫人をはじめ関係者に行った証言記録もふくまれたものです。
N君にはケネディ大統領のマウスパッドをお土産にもらいました。今まで使っていた日本のものより一回り大きいものです。
毎日見ることになるので、今年の10月26日を忘れることはないでしょう。
その前にもう一度、映画『JFK』を見なければいけませんね。