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月別アーカイブ: 2017年10月

子どもたちはいろいろ将来のことを考えている

中学3年生、進路についていろいろ考えています。

 

子どもたちと話をしていると、ふと本当はこういう学校に行きたいとか、こんなことをやってみたいとかがでてきます。

 

まだ、強い考えで思っているわけでもなく、勉強をしたくないという気持ちも少し混じっているようで、親に話しても反対されるともやもやした気持ちを抱えていたりしています。

 

子どもたちはいろいろ考えていますが、選択肢というのはそれほど多くはないですね。
98%の高校進学率の現在では、勉強の嫌いな子(できない子ではなく)の選択肢はほとんどないですね。

 

親もふくめ大人たちは、経験上リスクヘッジを含めて、せめて高校卒業資格だけはとっておけ、と言います。それは間違いではなく正しいことだと思います。

 

専門を学ぶ学校にはほとんど高校資格がとれるようになっています。
勉強が嫌いな子も3年間指導要領に添った勉強をしなければなりません。

 

何かいい方法はないのかと考えてしまいます。

 

教育の「無償化」について

衆議院総選挙の各党の公約の中に教育の「無償化」があります。

 

各党の無償化の内容を見てみますと、

自民党:幼児教育無償化、所得の低い家庭に限った高等教育の無償化
公明党:幼児教育の無償化の実現、私立高校授業料の実質無償化

希望の党:幼児教育から高校までの教育無償化
共産党:幼児教育の無償化、高校授業料を完全無償化
立憲民主党:児童手当・高校等授業料無償化とともに所得制限の廃止
維新の会:憲法に「教育無償化」を盛り込む
社民党:保育料や幼稚園授業料の負担軽減を図りつつ無償化、高校授業料の無償化

 

大学まで含めて授業料を全て無償にすべきだと思いますが、公約で判断する限りそう読み取れるのは維新の会だけでしょうか。

 

もともと無償化を公約にしてきた政党は信用してもいいですが、この選挙で言い始めた政党は本当に子どもたちのことを考えているのかすこし疑った方がいいかもしれませんね。

 

もうひとつ、先生や生徒のことを考えると20~29人学級にすべきと思うのですが、具体的に公約している政党はないようです。

 

 

大学入試・英語の検定試験団体、参加への検討について

新しい大学入試制度では共通テストから英語がなくなるのに伴い、民間の資格・検定試験の受験が必要になります。
各検定資格団体はどのような準備を進めているのでしょうか。

 

主な試験団体の概要です。

 

試験団体  受験者数(2016) 実施回数(年)   実施形態

英語検定        339万4千      3    紙、コンピュータ、面接
TEAP   1.4万         2     紙、面接2技能から選択可
GTEC   93万       2     紙、話すはタブレット
TOEFLiBT  非公表     40~45  コンピュータのみ
TOEIC L&R  250万       10    紙

 

各団体の取り組みです。

英検:コンピュータ方式による4技能の試験を来年8月から実施。対象級は、高校3年生が対象としている「3級」「準2級」「2級」の3段階。現在の年間3回、各19会場の受験会場も増やす。

 

TEAP:実施を増やすことを検討。志願者が昨年同時期の実施回より170%増。入試に利用する大学も昨年度63校から今年8月までに93校に増加。

 

GTEC:年2回の実施を高校3年生を対象とした回を特別の設けるなど年5回くらいまで増やすことを検討。低所得世帯に受験料割引を検討。

 

TOEFLとTOEICはアメリカのNPO法人「ETS」が開発しそれぞれ違った団体とともに運営していて、同法人は大学入試への参加に前向きな立場。

 

TOEFLiBT:実施回数増を検討、受験者数によっては受験料の引下げを検討。

 

TOEIC:大学入試に参加する方向で調整。

 

 

 

 

本日は公中検模試と試験対策授業です

本日は、午前中公中検模試を行い、夕方からは試験対策授業です。

 

それにしても、寒いです。

国立大の英語新テストはマーク方式と民間検定の併用

文部科学省はおよそ50万人が受験する今の大学入試センター試験に代わり、4年後の1月から新たに「大学入学共通テスト」を始めます。

 

国立大学協会の理事会は、2020年度(現中学3年生)から導入する「大学入試共通テスト」の英語について、23年度までマーク方式と英検など民間検定試験の両方を国立大学全82校の受験生に課す方針を決めました。

 

両方の試験を課す理由について、国立大学協会は「国立大学ごとに英語のテスト形式が異なると、受験生が出願先を変えることが難しく混乱を招くおそれがあるため」などとしています。

 

一方、全国の私立大が加盟する日本私立大学連盟や、公立大でつくる公立大学協会は「大学ごとの判断に任せる」としています。

 

2024年度からは民間検定試験に全面移行する予定で、大学入試センターは本年度中に、英検やTOEICなどから共通テストで利用できる民間検定試験を認定します。

 

停電の原因

10日に発生した停電の原因は、近隣のお店の高圧受電設備の不具合によるものとのお知らせがお店から届きました。

 

事故は気を付けてもらうしかないのですが、派生事故もなく(多分?)無事におさまってよかったです。

 

「道のり」と「距離」の違いとは

小学3年生の“長いものの長さのはかり方”の単元で「道のり」と「距離」を習います。

 

その説明では、あるところから別のところまでの、

道のり:道にそってはかった長さ
距   離:まっすぐにはかった長さ

とあります。

つまり、小学校では二つの地点の間を測る測り方として「道にそってはかる方法」と「まっすぐにはかる方法」があり、前者を「道のり」、後者を「距離」ということです。

わかりやすく言うと距離は「直線距離」のことを意味します。

 

中学校では道のりはあまり使われず距離になります。
車の速さで使う距離は道路を走った距離なので道のりの意味で使っていることになります。

 

重要なのは算数・数学ででてくる用語の意味を正しく理解しているかどうかです。用語の意味を正しく理解していないために文章題が解けない、意味を読み取れないということが少なくないということです。

 

このことは全ての教科に共通することなので、基礎となる国語が重要だということです。

ノーベル経済学賞とAI(人工知能)

ノーベル賞経済学賞、日本人が唯一受賞していないノーベル賞の分野です。

 

今年の受賞者は米シカゴ大学のリチャード・セイラ―教授でした。

 

経済学に心理学を応用した意思決定の分析(行動経済学)が評価されたとあります。

 

従来の経済学は、人が利益の最大化のために合理的な判断をするとの前提に立っていた。セイラ―氏は、人が必ずしも合理的に行動しないことが、意志決定や市場動向に影響を与えることを体系的に示した、とあります。

 

例えば、人はお金の使い方で生活費や旅行といった目的別に判断する傾向があり総合的に考えていないということらしいです。

 

行動経済学とは、人間の非合理性に注目し、伝統的な経済学の論理では解明が難しかった事象を実証的に説明した学問で、ギャンブルで被った損失をギャンブルで回収しようとする事象が例にあげられています。

 

人間が非合理的はな判断をしてAI は合理的な判断をするということは、それは神の領域に近づくということでしょうか。なんだか面白味のない話ですね。

 

それにしても、今年もノーベル賞受賞者の殆どが米国人でした。それだけアメリカに叡智が集まっているということでしょうか。

 

でも、文学賞と平和賞は日本に大いに関係のある人と組織が受賞したので、非常に喜ばしいことでした。
このようなグローバル化は大歓迎ですね。

90分間、停電が続きました

今日は18:00~19:30で停電になりました。

 

中央林間3丁目の一部とと5丁目が停電になった地域のようです。

 

道路一つはさんだ家はついていたりしていたので、生徒は「回路がちがうんだ」と言っていました。学校で習った用語が生活のなかにでてくることはすばらしいことです(特に褒めはしませんでしたが)。

 

17:55~の授業は中止にしました。

祝日ですが、通常通り授業を行ないます

いい天気でしたね。風もまったくなく休日にふさわしい穏やかな1日でした。

 

祝日も通常通り授業を行なうが当塾の方針です。振替や時間の変更は行いますので、今日も朝から夜まで授業(午後は休みの時間帯はありますが)です。

 

向かいの建物に入っている個別の塾さんも左側道路を挟んだビルに入っている大手の集団塾さんも夕方から明かりがつきました。