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月別アーカイブ: 2018年5月

「ご飯論法」とデジャヴュ(既視感)

昨今にぎやかな「ご飯論法」とは、法政大の上西充子教授が名づけた言い逃れのワザで、「朝ご飯を食べましたか」という問いに対して「(パンは食べたけど、)ご飯(=米飯)は食べていない」のように論点をすり替え、ごまかす答弁のことです。

 

国会のやり取りをネットなどでみていると、このイライラ感とやるせなさ感を以前もどこかで味わったことがあると思いました。

 

オウム真理教です。

昔、「朝まで生テレビ」を見ていて、オウム真理教信者といつもの論客との論争を見ていて残ったのは徒労感だけでした。

 

“言語明瞭意味不明”と言われた総理が昔いたぐらいですから、国会で本当の議論が深まらないことはあったのですが、それでもここまであからさまに酷くはなかったように思います。

 

多数決の横暴を止めることができるのは賢い国民である、と以前に読んだことがあります。賢い国民がいなければ止めることができないのです。

 

国民はただ納得できる本当のことを知りたいだけです。関係者全員を国会に集めて喚問すればそれで済むことなのに、都合の悪い人がたくさんいるのでしょうね。

 

新聞に『高校生の息子が、すぐわかる嘘をつく。それを指摘すると証拠を出せと言って困る、何とかしてください』と、お母さんからの投書がありました。

 

 

今後も国会で、自分に都合の悪いことが起きると『ご飯論法』でごまかす議論が続くとと思うと、若者よ日本を飛び出せ、と言いたくなります。

 

そうならないように与党・野党の若手国会議員の皆様、立ち上がってくれませんかね?

横浜隼人中学校・高等学校説明会

午前中、相鉄線の希望ヶ丘駅にある横浜隼人中学校・高等学校の説明会に参加してきました。駅から歩くと坂も多く30分ぐらいかかるのですが、最近は路線バスが校舎の正門前まできます。朝は5分間隔ぐらいでパスがくるのでとても便利だとの説明がありました。

 

横浜隼人は高校は特別進学コースや国際語科があり、スポーツの強豪校でもありますので人気が高い学校ですが、中学はそれに比べ少し印象が薄いところがあったのですが、いち早く適性検査型入試を取り入れたり、今年は中学卒業生から東京工業大学や横浜国立大学、青山学院・学習院大学に合格者を出していて実績も上がっています。

 

この時期ですので説明の中心は中学校になりますが、数年前までは割と特徴の薄い学校のイメージがあったのですが、最近の如何にして学力を伸ばすかの取り組みは他校に負けない内容になっていると感じます。

 

それから、説明を聞いたり授業や休み中の生徒を見ていてとても楽しそうだと強く感じました。

 

もちろん、高校生もそうなのですが中学生にとっては少しでも進学実績の良いところよりも自分にあった学校が一番なのでしょうね。

 

天気がいいと歩くのも楽しいのですが、今日はすこし雲息が怪しかったので帰りも学校が用意してくれましたバスに送ってもらいました。

図書館で自習は許されるか

先日の日曜日に授業のあった講師と話をしていたら、今まで図書館で勉強していたとのことでした。

 

3月に改装オープンした東急ビルの4階にある市立図書館で午後ずっと自習してきたとのことです。ここの図書館は本を借りるというより自習席が多くあり勉強するスペースを提供する目的で作られた感じがします。

 

図書館に足を運んだ利用者がお店にお金を落としてくれるということで利害が一致しているのでしょうか。

 

昔、自習室のある横浜市の中央図書館まで定期を買って1ヵ月間通ったことがありますが、いま利用することが多い緑図書館には自習室がありません。

 

閲覧スペースでの自習は禁止だったり、込んでくると注意されたりするところが多いようですが、緑図書館はどうなのでしょうか。

 

最近オープンする図書館は自習室完備だけでなく幼児と遊ぶことのできるスペースなど複合的な機能をもった図書館が多いようですが、大都市の古い図書館は敷地の関係で自習室がないところも多いようです。

 

図書館で思い出すのは、映画でも小説でもなく漫画で、吉田秋生さんの代表作のひとつである「バナナ フイッシュ」です。

 

主人公がその波瀾に満ちあふれた短い生涯とはうらはらに穏やかな顔で眠るように息を引き取る場面がニューヨークの図書館の閲覧スペースでした。

答案が返却されます

小学生は、先週の土曜日の運動会の振替休日で休みの生徒が多いです。

 

先週中間テストが行われた中学・高校では今日から返却が始まります。

 

事前に書いてもらった目標点に達したかどうか、平均点・中央値と比較してどうだったか。

 

最も重要なのは、対策をしたのに間違えた問題が何問あるのか、その原因はなにか、次回のテストにどう対応していくかであります。

 

ここは最も重要な点なので講師に徹底して分析させます。

 

 

テストは今週に1校、来週に1校始まります。6月の3週目には公立中学の期末テストがあります。

本日は中3生の模擬試験です

今日は朝から中3生の全県模試です。

 

中間試験がおわってすぐですが、第一回ということもあり、本格的に受験スタートという気持ちです。終了後は30程ほど(生徒も疲れているので)ですが受検のシステムと受験までのスケジュール、大学入試について話をする予定です。

 

今週の動きです。

 

28日(月) 加計問題などをめぐり衆参両院予算委員会で集中審議

 

29日(火) 文科省が教科書検定の関係資料公開(~6/21)

 

30日(水) サッカー、日本対ガーナ戦(日産スタジアム)

 

31日(木) 先進7ヵ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議(~6/2 カナダ・ウィスラー)、サッカーカップ代表メンバー23人発表

 

1日(金) 2019年卒大学生に対する企業の採用面接開始、

アジア安全保障会議(~3日シンガポール、

司法取引を導入する改正刑事訴訟法が施行、

 

3日(日) ヘイトスピーチ対策法施行から2年、

国際宇宙ステーションに長期滞在した宇宙飛行士家内宣茂さんが地球に帰還

東京23区の大学定員増禁止

東京23区にある大学の定員増を10年間禁止するための新法が25日、参院本会議で可決、成立しました。

 

一極集中の是正を目指す地方創生の関連施策です。

 

全国から若者を呼び込もうとする自治体を支援する交付金の創設も盛り込みました。

 

地方大学活性化の交付金は、国内外の収集な研究者を集めるといった、大学の魅力向上に必要な費用を補助します。

 

 

定員増をしないで、新しい学部・学科はつくれれのでしょうか。

 

 

23区の大学の大学の活性化は保たれるのでしょうか。

東京都市大等々力中学・高等学校

午前中東京都市大等々力中・高校の説明会に参加してきました。

 

大井町線の等々力駅から徒歩10分ぐらいでしょうか。

 

大学実績が向上しました。Gマーチ・早慶上理・国公立の合格者数が大幅にアップしました。前年比現状維持・減少の高校が多い中で特筆すべきことです。

 

自学自習と基礎基本をぶれずにやってきたこと、ICTのデジタルと紙のアナログのそれぞれの利点を取り入れてやってきた結果だということです。

 

入試もAL(アクティブラーニング)型入試、去年からの算数1教科型入試と多彩です。いろいろな能力を持った生徒に来てほしいとの意欲が伺えます。

 

 

仲間との研修会

今日は町田で月1回行なわれる本部の直営校・FC校合同の研修会でした。

 

定期試験対策と夏期講習のカリキュラム提案についてお互いの意見・情報を交換しました。

 

いろいろ参考になりました。あとは教室でどう実践するかです。

 

まずは、生徒にはいつもスケジュールをたてなさいと言っているので、そこからお手本を示します。

 

 

神奈川大学附属中・高等学校説明会

今日の午前中は横浜線中山駅から歩いて15分程度のところにあります神奈川大学附属中・高等学校の説明会に参加してきました。

 

ICT・グローバル教育は他校と同様、またはそれ以上に進んでいますのでそれ以外でこの学校の特筆すべき3点です。

 

① 男女共学・共習
家庭科の料理だけでなく、体育の団体種目であるバスケなども男女混成チームで戦うそうです。当然男女差があるので、女性の得点が高いなどの特別ルールで行うそうです。

 

教室に戻って卒業生の女性講師に聞いてみると、男女でやって私は楽しかったと言っていました。

 

 

② 実学と教養のバランス
教養では芸術に力を入れているようで、一流のもの・より良いものに接することが必要とのことで海外でも一流のものに触れさせるとのことです。

 

③ 広大で自然豊かな敷地
首都圏では桐蔭学園、東京都私大に次ぐ3番目の敷地面積とのことです。上から見ると本当に杜の中に校舎がありました。

 

自然と芸術の価値はなかなか中高生には実感しづらいかもしれませんが、大人になってある時そういえばあの時、と思い出すことがある気がします。きっと有形無形の財産になることでしょう。

 

この学校も進学実績では、大学の入学定員の厳格化により厳しい結果でした。

言った、言わない

組織の大小にかかわらず“言った、言わない(聞いてない)”は多々あります。痛い目にあっていない人はいないと思います。

 

そのことによって個人的に受ける影響(痛手)は別として、社会的に大きな影響を受けるのは地位の高い人かと思います。

 

ではどうするか。ひとつは文章(今はメールでしょうか)で伝える・文章に残す(メモをとる)、もう一つはしつこいくらい確認する、ということでしょうか。

 

つい確認することを忘れたり、“えっ、そういう意味で言ったんじゃないんだけどな”ということがあると痛手を受けるのは私のほうなので、細心の注意を払ってるつもりですが、ついメモを取るのを忘れてあわてて処理することはあります。

 

日大アメフト部の問題は選手とコーチの間で「つぶせ」という言葉の意味が違っていたということのようですが、それを選手側から確認することができないという体質にも一因あるように思います。

 

日大のその後の処理について生徒の一人が「日大だからね」と言っていました。日大がこの汚名を払拭するには大変な努力を要するでしょう。

 

その生徒には、国会で嘘を突き通す官僚の多くが東大出身なのに、なぜ「東大だからね」と言わないのかと言っておきました(妬みがはいっていそうですね)。