日別アーカイブ: 2019年9月2日
文科省が海外に留学・研修旅行に出向く高校生の状況を発表し、2017年度は過去最多になったことが分かった。
それによると、3ヵ月以上の『留学』は4,076人(2年前の調査より121人減)だったが、3ヵ月未満の『研修旅行』を経験した生徒が11,148人増え、海外への修学旅行に出向いて生徒も増えた。
調査対象は国公私立の高校、中等教育学校の後期課程、特別支援学校の高等部。
『研修旅行』とは、語学等の研修や国際交流のために外国の高校、語学研修所等で学習したり、交流事業等に参加したりする3ヵ月未満の旅行と定義。
また、修学旅行は全員参加だが研修旅行は一部の生徒が参加することとして区分。
研修旅行を行なった学校
・国公私立合計 2,286校(2年前より498校増) 42,793人
(公立校に限ると、2年前より358校増の1,483校、6,127人増の21,045人)
公立校の訪問先
・アメリカ 618校 4,639人
・オーストラリア 527校 5,992人
・カナダ 249校 1,525人
・台湾 181校 1,609人
留学に出向いた学生の内訳
・公立校 1,129人(46人増対2年前)
・私立校 2,897人(159人減)
・国立校 50人(8人減)
公立校の生徒の留学先
・アメリカ 439人
・オーストラリア 151人
・カナダ 121人
非英語圏で最も多かったのはドイツの50人