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萩生田文科大臣によると、「自信を持って受験生にお勧めできるシステムにはなっていない」ということが理由のようです。
システムとは何のことをさしているのでしょうか。
見直しをするということであるので、いつどこでだれがお勧めできないシステムを決めてごり押しをしたのか明確にしてもらいたいものです。
この際なので、生徒の「なぜ、英語の勉強をしなければいけないの」という素朴な疑問に納得できる回答を示してもらいたいものです。
英語教育の問題点はこれだけではありません。
来年度から小学5・6生が正式な教科となります。その教科を好きな先生に教わらないとその教科の魅力を伝えられないものです。英語が嫌いになる生徒が続出するなんてことにならないでしょうか。
また、現中1生が中3になった時に新指導要領対応の新しい教科書になります。単語数だけとっても200語以上増えることになります。数学や理科においては移行措置が進んでいますが、英語はどうなっているのでしょうか。本当にスムーズに移行できるのでしょうか。
今日は朝から東京都市大等々力中学校・高等学校で行われた「等々力ICTフェア―ICT機器を活用した教科の授業公開―」に参加して授業を見学してきました。
本来は保護者対象のフェアのようですが、このようなじっくりとICT機器を活用した授業を見る機会がないので朝早かったですが早起きして行ってきました。
主に中3の化学の授業と高1の数学の授業(45分)を見学しました。
ICT機器が単なる便利なツールでしかないのか、それとも生徒の新たな能力を見いだすツールとなるのかはわかりませんが、機器の使い方を考えるという意味も含めて教師の役割は変わってくると感じました。
原田校長先生はじめ授業のない先生も見学されていました。