月別アーカイブ: 2020年3月
今度の日曜日に合格力判定統一模試を行うのですが、主催業者から消毒液が1本送られてきました。
このような折なのでとても助かります。ありがたく使わせていただきます。
午前中、湘南台の文化センターで行われました高校入試(速報)報告会に参加してきました。
例年より参加者が大分少なかった感じがしました。
公立高校の募集人員41,280人に対して合格者が40,287人でした。
公立高校の不人気がすすみ、私立の推薦が増えました。
倍率が1.0以下の高校が48校(昨年39校)と激増しています。
学力検査についてですが、数学・理科・社会に是正が入ったのは予想されたのですが、国語が易しくなったのは意外ということです。
特色検査についても興味深い分析がありました。
台湾ではいち早く小中高の授業を通常通りに再開させましたが、再開にあたりその準備が徹底しています。
○校門で教師が児童のおでこに体温計をあて体温をはかる
(体温測定は教師だけでは足りないので保護者が交代で協力する)
○校門を入ったところにある消毒場所で手を入念に消毒する
○校門の柱の掲示 「訪問客はマスクをつけて体温を測定したあと、手を消毒ない限り立ち入りはできません」
○構内の廊下に設置されたテレビには手洗いの方法を教える映像が一日中再生されている
○各教室には「防疫検査表」と記した紙が張り出され
・始業前の換気と机や学用品などの消毒、
・始業前と給食時の手洗い
・発熱やせきの有無など健康状態の確認
・食器共用の禁止
・ドアノブや水道の蛇口などをこまめに消毒 等
といった項目が守られているかチェックします。
これだけのことを行なうには休校にした時からその準備をしていたということです。
ただ、社会状況を勘案して再開させるのではなく、万全の態勢を整えて再開したということです。
日本とは人口の規模の違いはありますが、「生徒の安全を第一に考える」ことを考えての行動だと実感しました。
本日から授業を再開しました。
2月末の小中高校一斉休校の状況からあまり変化は無いように感じますが、全国では学校も始まったところがあるようです。
生徒は、「ひまだー」と言っていましたが、素直に言いつけを守って家にいたようです。
ノーベル賞作家カミュの代表作である「ペスト」が売れているそうです。1947年の作品ですから73年前になります。
「ペスト」は持っていないので、横浜市の図書館のHPで調べたら予約が70人ほど入っていました。
ウイルスを扱った小説で思い出すのは、村上龍氏の「ヒユウガ・ウイルス」です。詳しいことは忘れましたが、信じ難い致死率のウイルスがアンダーグラウンドと呼ばれる架空の日本に出現するのであるが、そのウイルスに罹らないある経験を経てきた人達がいました。
その経験とはなにか。
とても印象に残る小説でした。
今回の新コロナウイルスでは発症しない人達がいて、その人たちに共通する何かがあるのではないか、そこからワクチンが出来ないものかとふと考えてしまいました。
午後kら雨が雪になりましたが、東京では開花宣言が出されました。
春の象徴の‟桜が咲く”と冬の象徴にの‟雪が降る”が同じ日になるとは、何とも不思議な気がします。
新型コロナウイルス関連のニュース一色ですが、子どものインターネットやゲームの依存症を防ぐ条例制定を目指している香川県議会のニュースが載っていました。
香川県議会の検討委員会は12日、コンピュータ―ゲームの利用制限を1日60分までとする「目安」を盛り込んだ全国初の条例を18日の本会議に提出することを決めました。
可決、成立の見通しで、4月1日からの施行になります。
県民らを対象にしたパブリックコメント(意見公募)では賛成が8割以上を占めたとの結果が報告されました。
保護者は、
・ゲーム1日当たりの利用時間を60分(学校休養日は90分)までとすること
・スマホ使用について中学生以下は午後9時、それ以外は午後10時までとすること
を目安としたルールを順守させるように努めなければならないと明記されています。
どれほどの実効性があるかわかりませんが、全国に広がってほしいですね。
横浜線の十日市場にある横浜市緑図書館に返却と予約本の受け取りに行きました。
図書館の一部(?)閉館が31日までに延期になっていました。1階の受付のスペースしかあいていなくて、その奥は高いパーティションで仕切られていたため異様な感じを受けました。
図書館は、感染拡大のリスクが高い条件
①密閉空間であること
②手の届く距離(1~2m)に多くの人
③近距離での会話や発生がある
のどれにも当てはまらないように思うので、入館時にマスクをつけて必ず消毒をする条件で開館しても問題ないと思うのですが。
正午前でしたが、帰りの駅で着物姿の女性を一人見ました。
大学の卒業式でしょうか。
私立中高一貫校からハガキで6月の説明会を秋に延期するとの連絡が届きました。これは予想に難くない影響です。
プリンターのインクカートリッジの業者から製造メーカーやサプライヤーからの部品パーツの供給遅延が発生し、在庫が品薄になる可能性があるので早めに注文するようにとのFAXが届きました。
長期化するにつれて思わぬところに影響が出てくるかもしれません。
小中学校が休みになってから10日たちますが、図書館も閉まっていて勉強するところもなく、友達と集まっても行くところがないとの声が聞こえてきます。
宿題にもまだ習っていない単元が出題されているので難しくて解らないと言ってきます。そのままほっておくわけにもいかないので呼んで解説しました。
このまま子どもたちが家で過ごすのにはマイナス面が大きくなっていくような気がしています。