月別アーカイブ: 2020年7月
涼しかった梅雨もどうやら今日で終わりで8月とともに暑い夏がやってきそうです。
涼しかったのはよかったのですが、日照不足で野菜の値段が軒並み上がっています。特に葉物でしょうか。
コロナの勢いも止まるどころか益々増しています。暑い夏が来るとともに弱まってくれるのを祈るばかりです。科学的な対応が後手後手になっているので、自然と神に頼るしかありません。
小学生のころ通ってきてくれた生徒が大学を卒業して高校の先生になって学校紹介の挨拶に来てくれました。とてもびっくり、そしてとても懐かしかったです。
来年から実施の大学入試共通テストで、コロナウイルスによる長期休校で学習の遅れを理由に「第二日程」を選択できるようになりましたが、第二日程を希望する高校三年生が、約7%にとどまることが、文科省の調査で分かりました。
7月30日現在の希望者です。
〇第一日程希望者:43万1000人
〇第二日程希望者: 3万2000人
文科省は7/1~7/20」、都道府県教委を通じて全国の受験生にどちらを希望するか意向調査を行った結果です。
小中高で通常の授業に戻っても多くの大学でオンライン授業を続けるようです。テストもオンラインで行うとも聞きました。
大学生活を考えると、大学は若者が多く集まり3蜜は避けられない場所なのでやむを得ないところもありますが、このままですと授業は受けられたとしても、その何倍もの価値があると思われるキャンバスライフを全く経験しない学生が誕生してします。
来年、キャンパスライフを経験しない2年生なって新1年生を迎えるのだとすると、気の毒だとしか言いようがありません。
どうにかできないものでしょうか。
緊急事態宣言が解かれてからFAXがやたら届くようになりました。
マスクや消毒液から最近はフェースシールドや防護アクリル板が増えました。制作しているのは当然中小の企業です。業務用なので量が多く少し安いと思ってもなかなか手がでません。
将棋の藤井新棋聖がタイトル戦で使用していたマスクが話題になって制作した企業が危機を脱したとの話も聞きました。
このコロナ過、コロナ後のことを考えなければならないのは人も企業も、そして国も一緒です。そう考えると気が重くなってきます。
今日も午後から高校生のテスト対策授業です。
午前中にジョキングに行こうと思ったら雨が降り出し、今日はだめだとあきらめてシャワー浴びて出てきたら雨はやみ徐々に晴れてきました。
イメージ的にはそんな天気の繰り返しが1時間ごとにおきている感じがして、それは午後も続いていました。
これも温暖化による影響でしょうか。
生徒から、なぜ日本は20学級にならないのかと聞かれました。
短期留学した先の国が20人学級でとてもよかったことを、このコロナ過で思い出したようです。
このコロナ過で教室内で子どもたちが「ソーシャルデスタンス」をとるための切り札となって実施されたのが「少人数学級」です。
教育現場にとって少人数学級は積年の願いです。
では現実はどうなっているのか、小中学の学級定員の推移です。
・かつて:50人超(私も50人超でした)
・1980年:40人
・2011年:小学1年生だけは35人
現実的には1クラス30~40人の間で運営されているようです。
教育現場のさらなる引き下げを拒むのは財務省で、
・子どもたちが切磋琢磨できない
・財政的に不可能
がその理由で、2014年には小学1年を再び40人学級に戻す案を示し、強い姿勢を見せています。
財務省が必要な教員や予算を示さないので、教育や研究者の市民団体「ゆとりある教育を求める全国の教育条件を調べる会」が、20人学級にするために必要な教員と予算を試算しました。
・教員数:10万8000人~12万5000人
・国、地方予算額:8600~9900憶
2016年の経済協力開発機構(OECD)の調査によると、日本の初等から高等教育の公的支出が国内総生産(GDP)に占める割合は、OECD加盟国中最低で、それを平均まで引き上げると「約7兆円」増やせるとのことです。
与党の公明党は、6月安倍晋三首相に30人以下の学級編成を可能とするよう提言しました。
予算を1兆円増やせば財務的には可能なので、野党も反対はしないでしょうからぜひ実現に向けて動いてもらいたいものです。
1年前に今日のこの状況を想像できた人はおそらく一人もいないだろう。1年後の今日を予測するときに悪い方向に予測できても、いい方向に予測するのは難しい。
ただ、いくつかの幸運な状況が重なってオリンピック・パラリンピックが多くの人が望むような形で開催できる可能性はないとは言えないが、人類の知恵だけでは難しいかもしれない。
政府はGoTo、都は「我慢」で始まった4連休ですが、都の今日の感染者数が366人と過去最高となりました。
市中感染が広がっているとしたら、止める方法は経済活動を止める「自粛要請」か全員にPCR検査桁違いに増やして陽性者と陰性者を選別するしかありません。
GoToトラベルキャンペーンと同時に1都3県、大阪等に緊急事態宣言を出すとそれこそ日本中が大混乱で、政府はあてにならず都府県が独自の対策をとるようになるかもしれません。
PCR検査を10倍、100倍に増やすといっても陽性者の隔離施設も必要ですので急にはできないでしょうから、残る手は家に閉じこもるか自主防衛を徹底するしかありません。
来週から高校生の中間テストが始まるので今週末はその対策に追われ、閉じこもるわけにはいきません。
感染予防を徹底させて乗り切ります。
文部科学省は早ければ2022年春から現在の高校普通科を再編して、
①普通科 ②学際融合(仮称) ③地域探求(仮称)
の3科にする案をまとめました。
「学際融合」学科は持続可能な開発目標(SDGs)など教科の枠を超えた学びに取り組み、大学や国際機関との連携体制などを要件としています。
「地域探求」学科は地域社会の課題に取り組み、自治体や地元企業との協力体制や高校と地域を繋ぐコーディネータ配置などを要件としています。
個人的には「地域探求」学科が面白そうに感じますが、どうでしょうか。
数日前に郵便局に行ったら大和郵便局でコロナの陽性者が出たということで配達がストップしていると聞きました。
今日、生徒から聞いた話では近くのドラッグストアでも陽性者がでたということです。東京都だけでなく身近でも増えていると実感します。