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日別アーカイブ: 2020年12月2日

読書格差

自治体によって子どもの読書環境は大きく異なります。誰もが通えるはずの公立の学校図書館でさえその差が著しくあるようです。

石川県白山市では、2005年の合併を機に全28校の公立小中学校の専任司書を配置し、『学校図書館支援センター』を拠点に、市内世図書館と市立図書館が連携し、読書環境を整えています。

 

全ての図書館の蔵書がデーター化されていて、学校同士でも貸し借りができます。市間の貸し借りは聞いたことはありますが、小中学校間の貸し借りを聞いたのは初めてです。

 

『同じ市で学校生活を送る子どもたちが、同じサービスをうけるのは当然です』とセンター専任司書さんの話です。

 

面積が広い北海道では全170自治体のうち約4割に公共図書館がないそうです。

 

全ての本を書籍化と同時にデジタル化すれば読書格差問題は解決できると思いますが、そうはならないでしょうかね。