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月別アーカイブ: 2021年6月

小中学校授業時間数、学校裁量で配分

文科省は、小中学校の各教科の授業時間数を学校の裁量で変更できる新制度を来年度から導入することを決めました。

学習指導要領が定める教科ごとの標準授業時間数を最大1割減らし、別の教科に上乗せできるようになります。

狙いは、カリキュラム編成を弾力化することで、教科の枠を超えた探求学習を推進することです。

8月から希望する小中学校の申請を受け、「授業時数特例校」の認定します。

 

小学6年生の年間総授業時間数は1015コマで内訳は、
・国語、算数 175コマ
・理科、社会 105コマ
です。

 

新制度の内容です。
・指導要領で定められた学習内容の削減はしない
・年間の総時間数は確保する
・年35コマ以下の教科(総合、道徳、外国語活動等)は対象外
・受験を目的とした上乗せは認めない
・学校独自の新教科を設ける場合は「教育課程特例校」への申請が必要

 

小学校ではいろいろ考えられそうですが、受験をひかえる中学校ではどうでしょうか。でも各学校で独自の特色が出せて魅力的な学校になるといいですね。

2021年度高校入試説明会

今日は10時から「2021年高校入試説明会」がありました。
オンライン開催なので今日以降いつでも見ることが出来るのですが、リアルタイムで参加しました。

 

 

今日から期末テストが始まります

今日から、近隣の公立中学の期末試験が始まります。
終わって結果が出てすぐ夏休みに入りたいのですが、3年生の修学旅行があるので仕方ありません(今年は秋に延期になりましたが)。

 

午前中は桐光学園の説明会に参加してきました。
この学校の特徴はなんといっても共学ですが、勉強は男女別学で部活や学校行事は共学というところです。

 

説明では、共学校と男子校・女子校のいいとこどりの学校とありました。そのせいかどうかわかりませんが、進学校で運動部の強豪校のみならず文化部でも強豪です。

 

それと、正規の教員が8割以上と多いのも特筆です。
ただ、女子部と男子部の目標が異なるのが少し気になりました。

自然エネルギー大学リーグ

首都圏などのの9大学が、深刻化する地球温暖化にキャンパス対策に取り組もうと「自然エネルギー大学リーグ」を7日に発足しました。

 

参加した9大学です。
・千葉商科大
・上智大
・東京医科歯科大
・聖心女子大
・東京外国語大
・国際基督教
・和洋女子大
・長野県立大
・広島大

 

代表世話人の千葉商科大学長が「2030年から40年をめどに大学が再生可能エネルギー100%を実現していくことが社会の変化を牽引する」と連携を訴えました。

教育界におけるジェンダーギャップ

グローバルジェンダーギャップ指数(男女平等ランキング)で日本は総合156ヵ国中120位なのはよくニュースで取り上げられます。

 

この順位は、政治、経済、教育、健康の4分野での総合順位になります。

 

各分野の順位ですが、政治:147位、経済:117位、教育:92位、健康:65位です。

 

教育で見ますと、大学進学の男女比は27.4万対30.1万(2019年度)で女性が多いですが、例えは東大の男女比は8:2といわれています。校長や副校長、教頭先生は圧倒的に男性です。多分、教育委員会などもそうなのでしょう。指導的立場での女性がまだまだ少ないということです。

 

ところで、ジェンダーの意味ですが、生物学的な性別(SEX)に対して、社会的・文化的に形成された性別を指します。

 

ジェンダーに関する規範は国や地域、時代によって変わります。日本だと「男らしさ、女らしさ」等でしょうか。

 

人工知能(AI)とジェンダーですが、欧米社会ではAI を人事評価に活用すると、白人男性が過大評価されるなどの偏りが指摘されています。
日本ではどうなのでしょか。

本日は午後からテスト対策です

今日も午後から中学生のテスト対策授業を行います。

 

期末テストは9教科ですので、今週は5教科の確認問題と間違えた問題の確認を行い、技術系4教科は学校で配れたプリントを使っての対策となります。

来年の大学入試共通テスト、本試験1回のみ

文科省は4日、2022年の大学入試共通テストを1/15,16日に実施し、新型コロナウイルス感染などで欠席した場合の追試験は2週間後の1/29,30日とする日程を発表しました。

東大がアジアで6位

英国教育誌タイムズ・ハイヤー・エデュケーション(THE)が6月2日に今年のアジアの大学ランキングを発表しました。

 

ベスト10です。
1位 精華大学(中国)
2位 北京大学(中学)
3位 シンガポール国立大学
4位 香港大学
5位 シンガポール南洋理工大学
6位 東京大学
7位 香港中文大学
8位 香港科技大学
9位 ソウル大学
10位 京都大学

 

THEの評価基準ですが、
・教育および研究環境の充実度
・論文の引用頻度
・国際性
・産業界からの収入
など、13の指標を基に、中東を含むアジアの30の国・地域にある551大学を評価したものです。

 

中国と日本の比較です。
・50位以内 日本:4校(東北大と東工大)、中国:15校
・100位以内 日本:11校、中国:31校

 

1位の精華大学は1911年設立で、「中国のMIT」とも称されて、特に工学分野が強い大学です。今回のランキングでは、産業界からの収入で100ポイント、研究環境で94.9ポイントと突出の評価を得ました。

 

2位の北京大学は1898年設立の中国初の国立大学で、理学・文学・歴史学の評価が高く、今回のランキングでは教育環境と国際性で精華大学を上回っています。

 

 

ワクチン接種7大学で先行実施へ

政府は、今月21日から新型コロナウイルスワクチンの一般接種を開始可能とする大学での接種について、全国の7大学での実施を、他大学に先行して進める方向で調整に入りました。

 

その7大学ですが、
帯広畜産大学、東北大学、宇都宮大学、豊橋技術科学大学、滋賀大学、京都工芸繊維大学、広島大学
です。

 

7大学は国立大学で、政府の長背に速やかに対応が可能を答えた大学になります。