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月別アーカイブ: 2021年7月

終業式です

今日は公立学校の終業式です。通知表がでます。特に中1生にとっては数値化された初めての通知表を受け取ることになります。さて、どうなりますやら。

 

教材を発注しても、通常より納期が遅れるとの連絡がはいります。不思議に思っていたのですがニュースをみて納得しました。首都高の交通規制で一般道が混んでいるのですね。

 

オリンピックは一切見ませんとカメラのインタビューに答えていた居酒屋の店主の映像を数日前に見ましたが、密かにそう思っている人は案外多いかもしれません。全て政治の責任です。

 

祝日それとも・・・

生徒に今日は学校あったよと言われるまで休みだと思っていました。祝日を移動するのは本当にやめてほしい。祝日は文化だと思うので文化を軽んじることになります。

 

生徒は夏休み中に4連休になっても何の意味もない、と憤慨していました。最もなことです。オリンピックよりも学校が休みのほうが価値があるのはわかります。子どもの人権を無視しているとは思いすぎですね。

 

 

入試改革、大学に補助金

文科省が総合的な英語力評価の導入や記述式問題の充実などの入試改革に積極的に取組む大学の補助金を増やす制度を創設するそうです。

 

各大学の個別入試で多様な能力を測れる改革を促すとのことです。

 

時期ですが、まず国公立大学で早ければ来春の入試で改革実績を調べ、優れた取り組みと判断されれば運営費交付金を増額する方針で、私立大学は翌年から助成金拡大の仕組みを取り入れます。増額幅は未定です。

 

評価基準です。
・英語検定の活用などによって「読む・聞く・書く・話す」の4技能を測って
・思考力や判断力を必要とする記述式問題を各許可で出題しているか
・経済的に困窮していたり障害があったりする受験生への配慮の有無
・留学生や多様なキャリアの学生を受け入れるため、秋入学による入学時期の弾力性

 

記述式については、国公立大がほぼ全て出題しているのに対し私大の一般入試では半分程度の出題にとどまっています。

中学校の歴史教科書の再選定

教科書は無償措置施行令により、基本的に同じ教科書を4年間使用しなければならないと定められています。

 

中学の教科書は昨年度採択されて、本年度から使われ始めたばかりですが、昨年検定に不合格で対象外だった「新しい歴史教科書をつくる会」系の自由社が再申請して合格したために文科省は3月、「採択を替えることも可」を通知しました。

 

県内の教育委員会の対応です。
〇 選び直す・・・大和市、横浜市など15市町村
〇 選び直さない・・・鎌倉市、藤沢市など7市町
〇 未定・・・平塚市、秦野市など11市町

 

選び直す理由として、
「公平性を考える」
「より良い教科書を採択するため」

 

選び直さない理由
「昨年度十分調査研究を行った」
「コロナ禍で本年度も採択することは教育現場の負担になる」
「子どもたちの授業の質の部分で不利益になる懸念がある」

 

大和市では歴史を中1~3年1学期まで3年間使いますが、途中で変えることはできないので、新中1年生から使うことになりますが、そうすると来年度は中1~中3まで全部違う教科書を使用することになります。塾としましては新たな教科書準拠問題集を新たに用意しなければならなくなるので勘弁してほしいですね。

 

疑問が3点あります。
・文科省は他の教科書でも同様の措置をとったか
・1種類だけ後出しジャンケンのように後から出して公平な審査ができるのか
・そもそも、間に合わない時点でアウトでしょう。

湘南学園説明会

本日は鵠沼海岸にある湘南学園の説明会に参加してきました。

 

この学校の取り組みには2点特徴があります。

 

①  ESD(Education  for  Sustainable Development)6つの学び
一人ひとりが「持続可能な社会の担い手」として成長することを目指す、のがESDの取り組みで6つの学びからなっています。
・生徒会自治活動
・総合学習
・教科教育
・グローバルな学び
・キャリアデザイン
・食育

 

②  「生徒主体」の行事
学園祭、体育祭、合唱コンクールなどの行事は‟総務委員会”-‟各実行委員会”が中心で企画・実行しています。

 

食育の一環でしょうか、地産地消のカフェテラスがあって、そこで昼食をいただきました。4人掛けのテーブルは十字の波板があってコロナ対策は万全でした。

 

 

 

相模女子大中等部・高等部説明会

本日は、相模女子大中等部・高等部の説明会に参加してきました。

この学校もずいぶん変わった印象を受けました。

校長先生の教育方針についてのお話の中で、「しなやかマインドセット=自律的自尊感情(自己肯定感)」、努力こそが自分を育てるということで見えない学力についての内容が印象に残りました。

 

見えない学力として、
・社会への関心
・知的好奇心
・読解力
・非認知能力(自制心、やり抜く力、他社とうまく関わる力)
・メタ認知能力(自分に何ができて何ができないかを認知する力)
をあげておられました。

 

‟リーダーを育てる”取り組みはよく聞くのですが、数値化できない‟見えない学力”を伸ばすと明確に表現している学校は少ないとおもいますので、ぜひ成功してもらいたいです。